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奈良工業高等専門学校 学生作品

事務局 Office

〒169-0073
東京都新宿区百人町2-22-17
セラミックスビル内

2-22-17 Ceramics Building, Hyakunincho, Shinjuku-ku, Tokyo, 169-0073

E-mail: jimukyoku@jsde.or.jp
Tel: 03-5348-6301
Fax: 03-5348-6280


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セットベース設計講習会

~製品開発の期間短縮とコスト削減~

1.開催主旨

セット(範囲)ベース設計手法は,設計行為の発想法であると同時に具体的設計解を導出する設計手法であり,現在の世界の主流である設計対象現象の離散的変化を基礎にし,計算機の能力を基盤にしたポイントベース設計手法(CAE)とは対岸にある設計手法です.また,セットベース設計は多目的性や様々な不確定性についても検討対象としています.本講習会では,セットベース設計手法について背景も含めたその意味・意義,これまでの研究や展開,今後の発展性,産業への展開性などについて解説するとともに,セットベース設計のためのソフトウェアを用いた演習も行います. 主に設計・デザイン領域の実務者,研究者,教育者を対象としていますが,セットベース設計に関心のある学生も対象とします.

2.定 員

30名程度(応募多数の場合は抽選)

3.日 時

2024年2月20日(火):17:00-20:00

4.開催場所

Zoomによるオンラインで行います.

5.講 師(予定)

石川晴雄(電気通信大学) 福永泰大(株式会社フォトロン)  加藤健郎(慶應義塾大学)

6.参加費

会員10,000円(非課税,協賛学会員を含む),非会員20,000円(税込),
学生会員5,000円(非課税),学生非会員5,000円(税込)

7.申込み締切り

2024年2月5日(月)

8.問合せ先

(公社)日本設計工学会 事業部会 講習会担当
〒169-0073 新宿区百人町2-22-17
TEL 03-5348-6301 FAX 03-5348-6280 E-mail: jigyou_koshu@jsde.or.jp

9.講習会内容(予定)

①セットベース設計の考え方: 設計プロセスでの手戻りを大幅に減らすことなどを目標にして,異種性・背反性のある複数目標を同時実現する複数設計変数の範囲解を短時間で求める手法である選好度セットベース設計(PSD)手法について説明します.
②ソフトウェア(PSDソルバー)の紹介:片持ち梁などの簡単な例題を使って,PSDソルバーの基本機能の演習を行います.なお,以下の書籍にもソフトウェアの使用方法の説明があるので,読んでおくことをおすすめします。
『セットベース設計実践ガイド,森北出版(2019)』
③セットベース設計の応用:PSD手法を,定量・定性データを含む購買データ分析に応用した事例を紹介します.
*講義内容については一部変更する場合もありますのでご了承ください.

10. その他

ソフトウェア(Web版)を利用予定ですので,安定したインターネット環境でご参加ください.

問合せ先:設計工学会事務局

E-mail: jigyou_koshu@jsde.or.jp