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2026年度 デザイン科学基礎講座 M メソッド講習会

今のAIには難しい「意味づけ」から,新たな価値や感動を創り出す

1.講座の趣旨:
 AIが普及する中,人間が得意なこと,人間しかできないことは何だとお考えですか?本講座では,まず,創造行為において,現在のAIが得意なこと,人でなければできないことを,デザイン科学を用いて解説します.
 その上で,現時点においてAIには難しいことの1つである「意味づけ」に注目します.「意味づけ」には,人の想いが反映されています.その「意味づけ」から,新たな価値や感動を創り出すMメソッドを,デザイン・設計への適用事例をまじえながら,わかりやすく紹介していきます.

2.Mメソッド
 M メソッドは,経営,企画,デザイン,設計,研究,さらには,⼀般の⽣活においても利⽤できる新たな思考メソッドです.このメソッドは,⼈間あるいは社会にとっての「意味」を思考の中⼼におき,具体的なアイデアや価値,さらに感動を⽣み出す⼿法です.本講座では,以下を通じて,M メソッドをわかりやすく紹介していきます.

(1)創造の思考原理
「⼈はなぜ創造できるのか︖」.これは,デザイン科学の⻑きにわたる難問でした.しかし,近年,漸く,その思考原理が少しずつ分かってきました.ここでは,AGE 思考モデルと呼ばれる,創造に向けた思考の⼀般原理をわかりやすく紹介します.

(2)⼈間とAI の思考⽐較
AI の成⻑が著しいことは,ご存じのとおりです.では,今のAI と⼈間では,どちらがどのような思考を得意としているのでしょうか.ここでは,上記のAGE 思考に基づいて,わかりやすく解説するとともに,⼈間あるいは社会にとっての「意味づけ」は,未だ⼈間でなければ難しいことをお話していきます.

(3)「意味」を中⼼に置くM メソッド
M メソッドの狙いと効果,その⼿順を,事例をまじえながら紹介します.また,M メソッドにおいて重要な「場」の概念についても解説し,その「場」を⽤いて,新たな価値を⽣む創造のコツについてもお話しします.さらに,遠隔での共創を容易とするMメソッドシステムの紹介を⾏います.

(4)感動を⽣むM メソッド
⼈ななぜ,感動するのか︖そのメカニズムが近年分かってきました.ここでは,そのメカニズムとその応⽤法を紹介するとともに,それをM メソッドに応⽤した⼿法についても,事例とともに紹介していきます.

3.実施方法:Zoomによるオンライン


4.日時:2026 年7 ⽉22 ⽇(⾦)9:00-12:00


5. 講師:

松岡由幸(慶應義塾大学 名誉教授 早稲田大学 客員教授 デザイン塾 主宰)
⽇本デザイン学会会⻑,慶應先端デザインスクールリーダー,イリノイ⼯科⼤学デザイン研究所客員フェロー,経済産業省デザイン政策検討会委員などを歴任
    
井関⼤介(東京造形⼤学 准教授)
⽇⽴製作所,ソニーでVAIO や医療機器など多くのデザインに従事.本講座では,その実務経験を活かして講義する.


6.参加費:(テキスト分を含みます.)
学会員(共催学会)︓9,000 円
⾮会協員︓18,000 円
学⽣︓5,000 円


7.テキスト: 書籍『Mメソッド』,『Design Science』を配布.
※参加者全員に,ご指定の住所に送付いたします.


8.申込み先:下記formsにて,お願いします.
  https://forms.gle/ByxCVTAt9EuU79ep6
  締切り: 2026年7月8日(水)


9.問合せ先:デザイン塾事務局
E-mail: mlabsec@googlegroups.com