ホーム » 事業部会 » 2025年度 「デザイン科学」セミナー

株式会社アルトナー ロゴ

事務局 Office

〒169-0073
東京都新宿区百人町2-22-17
セラミックスビル内

2-22-17 Ceramics Building, Hyakunincho, Shinjuku-ku, Tokyo, 169-0073

E-mail: jimukyoku@jsde.or.jp
Tel: 03-5348-6301
Fax: 03-5348-6280


English ←→ 日本語

2025年度 「デザイン科学」セミナー

3つの新理論が,⾰新的開発⼒の”体幹”を創り出す︕~

1.講座の趣旨:
 ⼤事なことは,およそ理論では決まりません.デザインや設計においても然りでしょう.感性が⼤切です.しかし,プロが第⼀線で活躍し続けるためには,感性だけでは⾜りません.なぜなら,プロは様々な対象をこなすため,⾃分の感性にそぐわないケースも多いのです.また,⾃分の感性が時代に合わなくなくなると,よりどころがなく,発想の転換が難しくなります.優秀なクリエイターは,皆,⾃
分なりの理論ともいえる”体幹“をひそかに持っています.
 これまで,発想法やデザイン思考を学んだものの,未だ,⾰新的な開発に⾄らないと実感されておられる⽅は,いらっしゃいませんか︖それも,開発⼒における理論ともいえる“体幹”の不⾜が原因です.
 本講座では,それらのカギとなる3つの理論を解説します.併せて,それらの理論と感性との使い分けについても学んでいきます.それにより,創造的⾏為の本質を理解し,⾰新的開発⼒の“体幹”を⾝につけていただくことを狙いとしています.

2.講義内容
本講座では,デザイン科学の基盤をなす以下の3つの理論と応用についてわかりやすく紹介します.
1)AGE(エイジ)思考モデル
~人はなぜ,デザイン・設計できるのか?
人はいかにしてデザイン・設計しているのか.これは,デザイン科学の長年の難問でした.しかし,近年,漸く,3つの思考を駆使して,創造していることが分かってきました.本講義では,その創造の基本メカニズムをお話しします.
2)多空間デザインモデル
~すべてのデザイン・設計に共通する思考と応用法
上記創造の基本メカニズムに基づいたデザイン・設計における思考モデルを紹介します.また,このモデルを用いることで可能となる,具体的な創造的開発への応用法についても,その適用事例とともに紹介します.
3)デザイン二元論
~革新的で,完成度の高いモノ・コトづくりのために
デザイン・設計過程には,二つの過程が存在します.上流過程では「創めるマインド」のもと,革新性を生み出します.一方,下流過程では「極めるマインド」のもと,完成度を極めます.本講義では,その両過程を行う上での「コツ」をお話ししていきます.


3.実施方法:Zoomによるオンライン


4.日時:2026 年1 ⽉9 ⽇(⾦)13︓00-18︓00


5. 講師:

松岡由幸(慶應義塾⼤学)
宮下朋之(早稲⽥⼤学)
加藤健郎(慶應義塾⼤学)
佐藤浩⼀郎(千葉⼤学)
井関⼤介(東京造形⼤学)
平尾章成(芝浦⼯業⼤学)
渡部武夫(神奈川⼯科⼤学)
下村将基(RICOS)


6.参加費:(テキスト分を含みます.)
学会員︓30,000 円(⾮課税)
⾮会員︓40,000 円(税込)
学⽣会員︓26,000 円(⾮課税)
学⽣⾮会員︓27,000 円(税込)
※対象学会︓共催の全学会


7.テキスト: 書籍『デザイン科学事典』,『デザイン科学概論』(Amazon 科学読み物ベストセラ―)
※参加者全員に,ご指定の住所に送付いたします.


8.申込み先:下記formsにて,お願いします.
  https://forms.gle/qPstS59nnrBX5PNo8
  締切り: 2025年12月19日(金)


9.問合せ先:デザイン塾事務局
E-mail: mlabsec@googlegroups.com