ホーム » 庶務会計部会 » 学会賞 » 2022年度 論文賞・奨励賞

株式会社アルトナー ロゴ

2024年学会誌表紙
奈良工業高等専門学校 学生作品

事務局 Office

〒169-0073
東京都新宿区百人町2-22-17
セラミックスビル内

2-22-17 Ceramics Building, Hyakunincho, Shinjuku-ku, Tokyo, 169-0073

E-mail: jimukyoku@jsde.or.jp
Tel: 03-5348-6301
Fax: 03-5348-6280


English ←→ 日本語

2022年度 論文賞・奨励賞

 論文賞・奨励賞は,本学会誌『設計工学』第57巻1号(2022年1月号)から第57巻12号(2022年12月号)までに掲載された論文20編を対象として,論文賞・奨励賞審査委員会(小林健一委員長)において慎重審議の上,規程に基づき推薦し,これを受けて理事会が決定した論文及び個人に対して2023年度通常総会(5月27日:慶應義塾大学日吉キャンパス)において授与されたものである.(敬称略)

論文賞

三和怜央
三和怜央
宮永宜典
宮永宜典
辻森淳
辻森淳
富岡淳
富岡淳

受賞者(1)三和怜央(関東学院大学 大学院),宮永宜典(関東学院大学 理工学部),辻森淳(関東学院大学 理工学部),富岡淳(早稲田大学 理工学術院)

研究論文:「油膜厚さ一定下および荷重一定下での実験によるディンプルを有するシール型スラスト軸受の潤滑特性の検討」

巻号頁:第57巻12号pp.621-636

論文概要

 潤滑面にディンプルを有するシール型スラスト軸受の潤滑特性について実験的に検討した.油膜厚さを固定して測定した結果を,荷重を固定した一般的な測定結果と比較し,その妥当性を明らかにした.両者の試験装置において,油膜力,摩擦トルク,流体膜厚を測定した.また,実験中に潤滑面を可視化した.円形ディンプルの油膜力は扇形ディンプルの約3倍であり,摩擦トルクも円形ディンプルの方が若干小さかった.両試験装置で得られた結果は,キャビテーション現象を含めてよく一致し,油膜厚さを固定した測定方法の妥当性が確認された.


奨励賞

Kazumasa TAKADA
Kazumasa TAKADA

受賞者(1)Kazumasa TAKADA(千葉工業大学)

研究論文:「Autonomous Operation System of Caisson Shovels in Narrow Underground Space at High Air Pressure」

巻号頁:第57巻8号pp.381-396

論文概要

 ニューマチックケーソン工法における無人化施工実現のため,ロボット化された複数のショベルが協調作業により自律的に掘削するシステムを開発した.1/10にスケールダウンされたプラットフォームにおいて,2台一組3グループによる土山バケツリレー協調作業実験を行い,衝突することなく効率的に掘削が可能であることを示した.また,大規模施工現場における40台規模の協調作業への適用可能性を示した.