セット(範囲)ベース設計手法は,設計行為の発想法であると同時に
具体的設計解を導出する設計手法であり,現在の世界の主流である設計対象現象の離散的変化を基礎にし,
計算機の能力を基盤にしたポイントベース設計手法(CAE)とは対岸にある設計手法です.
またセットベース設計は多目的性や様々な不確定性についても検討対象としています.
本オンラインイベントでは,セットベース設計手法について背景も含めたその意味・意義,
これまでの研究や展開,今後の発展性,産業への展開性などについてご紹介するとともに,
皆様とともにセットベース設計手法の今後の展開について考えていきたいと思います.
企業の方々,研究・教育機関の方々,学生さんなど,多くの皆様のご参加をお待ちしております.
■日時 :2022年10月5日(水), 18:00〜 20:00
■実施方法:オンライン(zoom)
■共催 :(公社)日本設計工学会 研究調査部会 セットベース設計に関する研究調査分科会
(一社)日本機械学会設計工学・システム部門
■参加費 :無料
■参加登録:WEBからお申し込み下さい.(申し込み締め切り:10月3日)
https://forms.gle/jiY6fsMTZpwBTAXU6
※お申し込みの方には後日zoomのURLをお知らせいたします.
■スケジュール:下記参照(時間帯は目安であり,都合により変更となる可能性もございます)
■18:00 開会 司会:加藤健郎氏(慶應義塾大学)
■18:05〜18:40 「背反・異種性を含む多性能の同時満足化セットベース設計(PSD)手法の考え方」石川晴雄氏(電気通信大学)
■18:40〜19:15 「JAXAにおけるセットベース設計の取り組み」角有司氏(宇宙航空研究開発機構)
■19:15〜19:50 「ヒートシンク複数設計値最適化の為のセットベース設計手法の適用」桑原譲二氏(?フォトロン)
■19:50〜20:00 総合ディスカッション
■20:00 閉会(予定)
■お問い合わせ:日本設計工学会 セットベース設計に関する研究調査分科会幹事
慶應義塾大学 加藤研究室( katolab-secretary-group@keio.jp ) までご連絡下さい.