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2023度 武藤栄次賞優秀学生賞
武藤栄次賞優秀学生賞は,武藤工業株式会社元専務取締役武藤栄次氏より本会に寄贈された寄付金を基金とし,設計工学に関連する工業高等専門学校及び大学の各学科あるいはコースの当該年度の卒業生あるいは修了生の内最優秀な学生1名に贈賞するものである.2023年度は下記受賞者に賞状,賞牌,賞品が授与された.(敬称略)
学部生
受賞者 | 所属 | 学科・コース名 |
---|---|---|
原田 宏樹 | 日本工業大学 | 機械工学科 |
溝口 隼汰 | 長崎総合科学大学 | 工学部 工学科 機械工学コース |
池田 尚大 | 岡山理科大学 | 工学部 機械システム工学科 |
渡邊 美月 | 東京理科大学 | 工学部 機械工学科 |
佐々 響 | 同志社大学 | 機械システム工学科 |
渡部 佑星 | 同志社大学 | 機械理工学科 |
寺浦 光毅 | 徳島大学 | 理工学部 理工学科 機械科学コース |
長谷川 渉 | 神奈川大学 | 工学部・機械工学科 |
千田 了 | 公立小松大学 | 生産システム科学科 |
谷口 雄一 | 岡山大学 | 工学部 機械システム系学科 |
塩月 悠斗 | 佐賀大学 | 理工学部 理工学科 メカニカルデザインコース |
山田 麗人 | ハッピーサイエンスユニバーシティ | 機械工学専攻 |
矢野 駿太 | 名古屋大学 | 工学部 機械・航空宇宙工学科 |
番匠 俊介 | 金沢工業大学 | 工学部 機械工学科 |
片山 岳陽 | ものつくり大学 | 総合機械学科 |
荒木 俊哉 | 鳥取大学 | 工学部 機械物理系学科 |
多田 匠太 | 山形大学 | 工学部 機械システム工学科 |
中口 慎也 | 大分大学 | 創生工学科 |
菱木 祐斗 | 近畿大学 | 機械工学科 |
溝口 智也 | 崇城大学 | 工学部 機械工学科 |
沓名 優弥 | 福井大学 | 工学部 機械・システム工学科 機械工学コース |
兪 チェ人 | 工学院大学 | 工学部 機械工学科 |
岩谷 大樹 | 工学院大学 | 工学部 機械システム工学科 |
村井 岳 | 明星大学 | 理工学部 総合理工学科 機械工学系 |
松本 武 | 千葉工業大学 | 未来ロボティクス学科 |
小野田 楽 | 静岡大学 | 工学部 機械工学科 |
早川 泰聖 | 拓殖大学 | 工学部 機械システム工学科 |
合田 稜 | 京都大学 | 工学部 物理工学科 |
竹本 侑矢 | 名城大学 | 理工学部 交通機械工学科 |
篠倉 太郎 | 豊田工業大学 | 工学部 先端工学基礎学科 |
吉野 剛瑠 | 長崎大学 | 工学部 工学科 機械工学コース |
有賀 純平 | 日本大学 | 生産工学部 機械工学科 |
大溝 結菜 | 信州大学 | 工学部・機械システム工学科 |
小森谷 沙希 | 電気通信大学 | 情報理工学域Ⅲ類機械システム |
大杉 直輝 | 広島工業大学 | 機械システム工学科 |
堀 彰汰 | 広島大学 | 工学部第一類 (機械・輸送・材料・エネルギー系) |
佐藤 大翔 | 愛知工業大学 | 機械学科・機械工学専攻 |
粉室 明弘 | 龍谷大学 | 先端理工学部 機械工学・ロボティクス課程 |
小林 祐介 | 東北大学 | 工学部 機械知能・航空工学科 ファインメカニクスコース |
髙木 陽年 | 富山県立大学 | 工学部 機械システム工学科 |
中島 憲吾 | 大阪大学 | 工学部 応用理工学科 機械工学科目 |
若尾 俊吾 | 大同大学 | 工学部 機械工学科 |
飯沼 時信 | 東海大学 | 工学部 機械工学科 |
橋本 翔太郎 | 日本工業大学 | 先進工学部 ロボティクス学科 |
八田 悠翔 | 上智大学 | 理工学部 機能創造理工学科 |
TSAI HUNG YU | 徳島文理大学 | 理工学部 機械創造工学科 |
清水 郁孝 | 湘南工科大学 | 機械工学科 |
片倉 琉偉 | 日本大学 | 理工学部 精密機械工学科 |
上村 悠貴 | 東京工業大学 | 工学院 機械系 |
遠藤 友人 | 室蘭工業大学 | 創造工学科 機械ロボット工学コース |
宇井 翔太 | 東京工科大学 | 工学部 機械工学科 |
山田 喬 | 東京大学 | 工学部 精密工学科 |
茶森 颯太 | 北海道科学大学 | 機械工学科 |
古市 彦乃 | 東京理科大学 | 創域理工学部 機械航空宇宙工学科 |
氏次 朗 | 近畿大学 | 生物理工学部 人間環境デザイン工学科 |
松岳 勇樹 | 慶應義塾大学 | 理工学部 システムデザイン工学科 |
堀部 拓海 | 法政大学 | 理工学部 機械工学科 |
高橋 風人 | 千葉工業大学 | 機械工学科 |
浅野 美月 | 名城大学 | 理工学部 メカトロニクス工学科 |
吉井 智哉 | 名城大学 | 理工学部 機械工学科 |
サントス エリキ | 関東学院大学 | 理工学部 理工学科 機械学系 |
岡田 達樹 | 高知工科大学 | システム工学群 知能機械工学専攻 |
濱田 起矢 | 東京都市大学 | 理工学部 機械システム工学科 |
藤野 清文 | 明治大学 | 理工学部 機械情報工学科 |
笠野 真生 | 新潟大学 | 工学部 工学科 機械システム工学プログラム |
鈴木 彩花 | 明治大学 | 理工学部・機械工学科 |
菅田 康平 | 中央大学 | 理工学部 精密機械工学科 |
福居 亮太朗 | 大阪電気通信大学 | 工学部 機械工学科 |
重松 良祐 | 九州大学 | 工学部・機械航空工学科 |
大場 亮弥 | 埼玉大学 | 工学部機械工学・システムデザイン学科 |
修士
受賞者 | 所属 | 学科・コース名 |
---|---|---|
鈴木 瞳 | 金沢大学 大学院 | 自然科学研究科 フロンティア工学専攻 |
前海 利空 | 岡山理科大学 大学院 | 工学研究科 機械システム工学専攻 |
小西 遥大 | 近畿大学 大学院 | 総合理工学研究科 メカニックス系工学専攻 |
榛葉 広之 | 東京理科大学 大学院 | 工学研究科 機械工学専攻 |
堀口 栞 | 同志社大学 | 理工学研究科 機械工学専攻 |
深津 美薫 | 東京理科大学 | 創域理工学研究科 機械航空宇宙工学専攻 |
寺本 ゆう莉 | 金沢工業大学 大学院 | 工学研究科 機械工学専攻 |
田中 沙織 | 名城大学 大学院 | 理工学研究科 交通機械工学専攻 |
森岡 陽来 | 慶應義塾大学 | 理工学研究科 総合デザイン工学専攻 |
山縣 充紀 | 岡山大学 | 自然科学研究科 機械システム工学専攻 |
野口 弘希 | 公立小松大学 | サステイナブルシステム科学研究科 生産システム科学専攻 |
荒木 海渡 | 佐賀大学 | 理工学研究科 理工学専攻 機械システム工学コース |
田中 優太郎 | 崇城大学 大学院 | 工学研究科 機械工学専攻 |
西垣 洸希 | 鳥取大学 大学院 | 持続性社会創生科学研究科・工学専攻 |
矢吹 宜大 | 山形大学 大学院 | 理工学研究科 機械システム工学専攻 |
河村 卓 | 大分大学 大学院 | 工学研究科 工学専攻 |
榊原 尚弥 | 福井大学 大学院 | 工学研究科 博士前期課程 産業創成工学専攻 創造生産工学コース |
休場 海知也 | 工学院大学 | 工学研究科 機械工学専攻 |
下鳥 晴己 | 千葉工業大学 大学院 | 先進工学研究科 未来ロボティクス専攻 |
千田 智 | 北見工業大学 大学院 | 工学研究科・工学専攻 機械電気工学プログラム |
小峯 響己 | 静岡大学 大学院 | 総合科学技術研究科 工学専攻 機械工学コース |
城出 健太 | 京都大学 大学院 | 工学研究科 機械理工学専攻 |
西澤 圭悟 | 関東学院大学 大学院 | 工学研究科・機械工学専攻 |
堀江 広夢 | 愛知工業大学 大学院 | 工学研究科 機械工学専攻 |
坂口 良輔 | 豊田工業大学 大学院 | 工学研究科 修士課程 先端工学専攻 |
川原 豪真 | 長崎大学 大学院 | 工学研究科 総合工学専攻 機械工学コース |
宮内 惇 | 信州大学 | 総合理工学研究科 工学専攻 機械システム工学分野 |
小林 英里奈 | 電気通信大学 | 情報理工学研究科 機械知能システム学専攻 |
吉中 智美 | 神奈川大学 大学院 | 工学研究科 工学専攻 機械工学領域 |
西平 健人 | 広島工業大学 | 工学系研究科 機械システム工学専攻 |
黄 奕輝 | 広島大学 大学院 | 先進理工系 科学研究科 先進理工系科学専攻 機械工学プログラム |
金澤 由宇 | 日本大学 | 生産工学研究科 機械工学専攻 |
小林 一景 | 東海大学 | 工学研究科 機械工学専攻 |
秋本 真輝 | 早稲田大学 | 創造理工学研究科 総合機械工学専攻 |
中山 悠之介 | 龍谷大学 大学院 | 理工学研究科機械システム工学専攻 |
渋谷 孝史 | 日本工業大学 大学院 | 工学研究科 機械システム工学専攻 |
李 喆 | 富山県立大学 大学院 | 工学研究科 機械システム工学専攻 |
近藤 裕哉 | 金沢大学 大学院 | 自然科学研究科 博士前期課程 械科学専攻 |
髙橋 成享 | 大阪大学 大学院 | 工学研究科 機械工学専攻 |
大谷 友希 | 大同大学 | 工学研究科 機械工学専攻 機械工学コース |
長島 健裕 | 法政大学 大学院 | 理工学研究科 機械工学専攻 |
金子 拓人 | 湘南工科大学 大学院 | 工学研究科 博士前期課程 機械工学専攻 |
川﨑 浩司 | 東京都市大学 | 総合理工学研究科 機械専攻 |
安田 萌恵 | 東京工業大学 | 工学院・機械系・機械コース |
鄭 盛華 | 東京工科大学 大学院 | サステイナブル工学研究科 |
秦 博語 | 東京大学 大学院 | 工学系研究科 精密工学専攻 |
臼谷 陸 | 北海道科学大学 | 工学研究科 機械工学専攻 |
下村 海斗 | 室蘭工業大学 大学院 | 工学研究科 生産システム工学専攻 機械工学コース |
水谷 陽介 | 明星大学 大学院 | 理工学研究科・機械工学専攻 |
中村 晃己 | 名城大学 大学院 | 理工学研究科 メカトロニクス工学専攻 |
天弘 篤秀 | 名城大学 大学院 | 理工学研究科 機械工学専攻 |
本多 詩聞 | 東京大学 | 工学系研究科・機械工学専攻 |
浅井 友彰 | 高知工科大学 大学院 | 工学研究科 基盤工学専攻 航空宇宙工学コース |
木内 晶基 | 東京工業大学 | 環境・社会理工学院 融合理工学系 エンジニアリングデザインコース |
野口 哲平 | 千葉工業大学 大学院 | 工学研究科 機械工学専攻 |
清野 匠太朗 | 新潟大学 大学院 | 自然科学研究科 材料生産システム専攻 機械科学コース |
神吉 亮輔 | 明治大学 | 理工学研究科・機械工学専攻 |
寺山 伊織 | 中央大学 大学院 | 理工学研究科 精密工学専攻 |
日髙 雄斗 | 大阪電気通信大学 | 工学研究科工学専攻・制御機械工学コース |
辻 航大 | 九州大学 | 機械工学専攻 |
小石 智也 | 埼玉大学 大学院 | 理工学研究科 機械科学専攻 |
受賞者 | 所属 | 学科・コース名 |
---|---|---|
高野 晃成 | 石川工業高等専門学校 | 機械工学科 |
福家 智己 | 米子工業高等専門学校 | 機械工学科 |
秋山 和紀 | 鶴岡工業高等専門学校 | 専攻科生産システム工学専攻 機械・制御コース |
幕内 宏斗 | 新居浜工業高等専門学校 | 生産工学専攻 |
藤元 優 | 呉工業高等専門学校 | 機械工学科 |
永井 稜大 | 鈴鹿工業高等専門学校 | 機械工学科 |
栁原 知佳 | 群馬工業高等専門学校 | 機械工学科 |
今田 啓斗 | 阿南工業高等専門学校 | 創造技術工学科(機械コース) |
佐藤 匠悟 | 大分工業高等専門学校 | 機械工学科 |
髙橋 明弥 | 仙台高等専門学校 | 総合工学科・機械・エネルギーコース |
岡田 爽汰 | 東京都立産業技術高等専門学校 | ものづくり工学科 生産システム工学コース |
野口 和明 | 東京都立産業技術高等専門学校 | ものづくり工学科 機械システム工学コース |
2023年度武藤栄次賞優秀設計賞
武藤栄次賞優秀設計賞は,企業や研究機関において開発された製品や装置について,独創性,設計における重要な工夫,社会的な波及効果,特許及び実用新案の取得状況を主なる審査基準として,個人あるいは団体に贈賞されるものである.2023年度優秀設計賞審査委員会(宮川豊美委員長)は,1件の製品を選定し,2024年5月18日(土)開催の通常総会(法政大学小金井キャンパス)の席上にて表彰した.(敬称略).
設計製品
「交流磁場曝露が人体に及ぼす生理学的影響の解明に基づく電気磁気治療器の開発」
設計者
- 綿貫 啓一(埼玉大学)
- 石渡 弘美(株式会社ソーケンメディカル)
- 岡野 英幸(株式会社ソーケンメディカル)
- 黒沼 典生(アルタテック株式会社)
- 目黒 恭夫(株式会社ソーケンメディカル)
概要
ケーシングの影響を受けることなく,より高い治療効果が得られる電磁石を内蔵した交流磁気治療器を設計した.ケーシング上面に円形の開口部があり,コア部材が開口部から外部に露出する構造となっているため,磁束密度が低減しにくいように設計されていることを特徴とする.本交流磁気治療器は,コリと血行の改善のみならず,筋疲労,むくみ,冷え性にも有効であり,運動神経伝導速度の低下を抑えるなど,いくつもの健康増進効果が見出された.
2023年度貢献賞
2023年度貢献賞は,永年にわたり日本設計工学会の運営と発展に継続的にご尽力いただいた貢献に深く感謝し業績を顕彰し,2024年5月18日(土)開催の通常総会(法政大学小金井キャンパス)にて表彰報告が行われ,下記受賞者3名に賞状が授与された.(敬称略)
- 大西 正敏(愛知工科大学)
- 金子 輝夫(株式会社ディオス金沢)
- 藤原 政志(株式会社北海技研工業)
2023年度 Valuable Publishing(VP)賞
武藤栄次賞Valuable Publishing(VP)賞は,設計工学の発展に寄与する価値の高い出版物の出版に尽力した者,すなわち企画,構成,執筆,校正などの実務に携わった者に,その功績を顕彰するために贈賞するものである.2023年度Valuable Publishing賞審査委員会(宮川豊美委員長)は,2件の出版物を選定し,2024年5月18日(土)開催の通常総会(法政大学小金井キャンパス)の席上にて表彰した.(敬称略).
受賞出版物(1)
「幾何公差・公差解析実践ハンドブック」
受賞者
鈴木 伸哉(関東学院大学),金田 徹(関東学院大学),Bryan R Fischer(TDP360 LLC)
受賞出版物(2)
「設計論 -製品設計からシステムズイノベーションへ-」
受賞者
藤田 喜久雄(大阪大学)
第37回設計オープンセミナー「デジタル時代の3D図面/3D Annotationモデルとものづくり ―自動車産業界の最新動向―」
公益社団法人 日本設計工学会では、設計やものづくりに関する研究や教育でご活躍の講師の方をお招きして、最新のトピックスについて話題提供頂き、気楽な雰囲気のなか討論を行うとともに、参加者同士の懇親を深めることを目的として、設計オープンセミナーを開催しています。
この度、下記の内容で第37回設計オープンセミナーを開催する予定ですので、奮ってご参加ください。日本設計工学会の会員の方以外もご参加いただけますので、ご興味がある方もお誘いの上ご参加ください。
なお、準備の都合上、必ず事前の参加申込をお願い申し上げます。
■ タイトル:「デジタル時代の3D図面/3D Annotationモデルとものづくり ―自動車産業界の最新動向―」
■ 開催日時:2024年9月4日(水)17:30~19:50
■ 開催方法:Zoomによるオンライン
■ 参加費:無料
■ 参加登録: 8月30日(金)までに、下記参加申込サイトからお申し込みください。
※お申し込みの方には後日会場参加用登録票もしくはZoomのリンクをお送りします。
先着100名程度を予定しております。
■ 講演内容:
(1) 「データドリブン・マニュファクチャリング時代の図面役割」
内田 孝尚 氏(元・本田技術研究所、現・理化学研究所研究嘱託、東京電機大学工学部非常勤講師)
3D/デジタル/バーチャルを用いた設計/開発/ものづくり環境となり、設計段階で設計仕様、製造要件、製造品質の検討、決定が可能となった。そのコアとしての必須技術基盤である3Dデジタルとなった図面の機能と役割を中心に説明する。
(2) 「自動車業界における機械図面の課題」
大谷 史樹 氏,中島 由起彦 氏(トヨタ自動車株式会社),皿海 慎也 氏(マツダ株式会社)
日本自動車工業会(JAMA)DEデータ流通改革タスクでは、日本自動車部品工業会(JAPIA)の協力も得て、OEMと仕入先間の設計技術情報の流通課題に取り組んでいる。サイズ公差・幾何公差の図法をはじめとした3D図面のあるべき姿を検討し、自動車業界の実態に即した「お手本データ」を実際に作成し、変換エラーや図面作成上の課題に対応した。本講演では、本検討内容を、実際にCADデータも示しながら紹介する。
■ スケジュール:
17:30〜17:35 開会の挨拶
日本設計工学会 研究調査部会長 村上 存(東京大学)
17:35〜18:05 「データドリブン・マニュファクチャリング時代の図面役割」(30分間)
内田 孝尚 氏(元・本田技術研究所、現・理化学研究所研究嘱託、東京電機大学工学部非常勤講師)
18:05〜18:10 質疑
18:10〜19 : 40 「自動車業界における機械図面の課題」(90分間)
大谷 史樹 氏,中島 由起彦 氏(トヨタ自動車株式会社),皿海 慎也 氏(マツダ株式会社)
19:40〜19:45 質疑
19:45〜19:50 クロージング
(時間は目安であり,都合により変更となる可能性があります。)
■ 問合せ先:
日本設計工学会 研究調査部会(E-mail: research@jsde.or.jp)
以上
2023年度秋季研究発表講演会優秀発表賞,学生優秀発表賞
2023年9月22日(金)~23日(土)日本大学工学部において開催された秋季大会研究発表講演会における講演聴講者の推薦投票結果に基づき,優秀発表賞4件,学生優秀発表賞3件が選定され,2024年5月18日(土),法政大学 小金井キャンパスで開催された2024年度春季大会研究発表講演会技術交流会の席上にて贈賞式が行われた.(敬称略)
優秀発表賞
- 岩附信行(東京工業大学)
講演:「2連節の出力角度限界を指定する総合と多指節指機構への応用」 - 川本貴志(東京貿易テクノシステム)
講演:「物理エンジンを用いた眼鏡着装シミュレーション」 - 大泉哲哉(元仙台高等専門学校)
講演:「JrDr育成塾での3DCAD利用したEVエコラン用モータ開発」 - 西駿明(東北大学)
- 講演:「活性炭あるいは食塩を添加したゴム材料を活用した耐滑靴底の開発」
学生優秀発表賞
- 太田晴輝(早稲田大学・院)
指導教員:宮下朋之(早稲田大学)
講演:「電気自動車用モータの可変PWM制御に関する研究」 - 宮部拓希(名城大学)
指導教員:大藏信之(名城大学),鈴木昌弘(名城大学)
講演:「臨海レイノルズ数付近の球に働く流体力の挙動と球周りの圧力分布」 - 石山泰成(鶴岡工業高等専門学校)
指導教員:宍戸道明(鶴岡工業高等専門学校)
講演:「自立走行型運搬車の指定経路走行における精度検証」
Design for Additive Manufacturing (DfAM)とComputational Design講習会
1.講習会の内容
Additive Manufacturing (AM)とは,3Dプリンティングとして知られる積層造形法により部品や製品を製作することです。AMには,従来の製造方法では困難な軽量構造・内部構造の製作,複数材料による一体製作など,多くの利点があります。これらの特長を利用した設計は,Design for Additive Manufacturing (DfAM)と呼ばれ,既存製品を圧倒する革新的な製品につながると期待されています。また,DfAMを効率的に進めるには,コンピュータが形状創生するComputational Design (CD)の活用が欠かせません。
本講習会では,DfAMの概念とDfAMの実践に欠かせないCD,そしてCDの代表的な方法として最近,普及が進んでいるGenerative Design (GD)について説明します。
2.開催の動機と講習会の特長
DfAMは比較的新しい言葉でありますが,従来より「3Dプリンターならではの設計」などとして注目されていました。3Dプリンターの特長の一つに複雑形状の製作があるので,DfAMによる設計は複雑になりやすく,アイディアの生成から寸法の計算,モデリングの操作まで全て人が行うには,あまりに煩雑な作業となります。そのため,コンピュータプログラムや人工知能(AI)の力を活用して凡その形状を生成するコンピュテーショナルデザイン(CD)が有効な手段となります。
CDはコンピュータが設計することであり,3D-CADを使って人が設計をするデジタルデザインとは異なります。ジェネレーティブデザイン(GD)は,CDの代表的な方法で,位相最適化をベースにしたGDソフトウェアが3D-CADにバンドルされるようになり,身近に利用できるようになりました。しかし,DfAM, CD, GDの名前だけが広まり,それぞれの概念や有用性,実際の方法などについて,十分に理解されていないように思います。これらの概念とそれぞれの繋がりを知ることで,AMの有用性が深く理解され,新たな技術開発やビジネスのヒントになると考え,本講習会を企画しました。
3.講座の内容
① DfAMについて
AMの特長,DfAMの分類,メタマテリアル,コンプライアントメカニズムなど
② コンピュテーショナルデザイン
アルゴリズミックデザイン,形態認知,美的好み,機械学習など
③ ジェネレーティブデザインの実践
ジェネレーティブデザインのソフトウェア,3D-CADとの連携など
4.日時
2024年9月11日(水)17:00-20:00
5.実施方法
Zoomによるオンラインで行います。
6.講師
講師:舘野寿丈(明治大),加藤健郎(慶應義塾大),中村 翼(オートデスク㈱)
7.参加費
学会員(協賛学会員を含む):10,000円(非課税)
非会員:20,000円(税込)
学生会員:5,000円(非課税)
学生非会員:5,000円(税込)
8.申込み
こちらからお申込みください。
締切:2024年8月23日(金)
9.問合せ先
日本設計工学会事務局 E-mail: jimukyoku@jsde.or.jp