ホーム » 「current」タグがついた投稿 (ページ 2)

タグアーカイブ: current

株式会社アルトナー ロゴ

事務局 Office

〒169-0073
東京都新宿区百人町2-22-17
セラミックスビル内

2-22-17 Ceramics Building, Hyakunincho, Shinjuku-ku, Tokyo, 169-0073

E-mail: jimukyoku@jsde.or.jp
Tel: 03-5348-6301
Fax: 03-5348-6280


English ←→ 日本語

2023度 武藤栄次賞優秀学生賞

 武藤栄次賞優秀学生賞は,武藤工業株式会社元専務取締役武藤栄次氏より本会に寄贈された寄付金を基金とし,設計工学に関連する工業高等専門学校及び大学の各学科あるいはコースの当該年度の卒業生あるいは修了生の内最優秀な学生1名に贈賞するものである.2023年度は下記受賞者に賞状,賞牌,賞品が授与された.(敬称略)

学部生

受賞者所属学科・コース名
原田 宏樹日本工業大学機械工学科
溝口 隼汰長崎総合科学大学工学部 工学科 機械工学コース
池田 尚大岡山理科大学工学部 機械システム工学科
渡邊 美月東京理科大学工学部 機械工学科
佐々 響同志社大学機械システム工学科
渡部 佑星同志社大学機械理工学科
寺浦 光毅徳島大学理工学部 理工学科 機械科学コース
長谷川 渉神奈川大学工学部・機械工学科
千田 了公立小松大学生産システム科学科
谷口 雄一岡山大学工学部 機械システム系学科
塩月 悠斗佐賀大学理工学部 理工学科 メカニカルデザインコース
山田 麗人ハッピーサイエンスユニバーシティ機械工学専攻
矢野 駿太名古屋大学工学部 機械・航空宇宙工学科
番匠 俊介金沢工業大学工学部 機械工学科
片山 岳陽ものつくり大学総合機械学科
荒木 俊哉鳥取大学工学部 機械物理系学科
多田 匠太山形大学工学部 機械システム工学科
中口 慎也大分大学創生工学科
菱木 祐斗近畿大学機械工学科
溝口 智也崇城大学工学部 機械工学科
沓名 優弥福井大学工学部 機械・システム工学科 機械工学コース
兪 チェ人工学院大学工学部 機械工学科
岩谷 大樹工学院大学工学部 機械システム工学科
村井 岳明星大学理工学部 総合理工学科 機械工学系
松本 武千葉工業大学未来ロボティクス学科
小野田 楽静岡大学工学部 機械工学科
早川 泰聖拓殖大学工学部 機械システム工学科
合田 稜京都大学工学部 物理工学科
竹本 侑矢名城大学理工学部 交通機械工学科
篠倉 太郎豊田工業大学工学部 先端工学基礎学科
吉野 剛瑠長崎大学工学部 工学科 機械工学コース
有賀 純平日本大学生産工学部 機械工学科
大溝 結菜信州大学工学部・機械システム工学科
小森谷 沙希電気通信大学情報理工学域Ⅲ類機械システム
大杉 直輝広島工業大学機械システム工学科
堀 彰汰広島大学工学部第一類 (機械・輸送・材料・エネルギー系)
佐藤 大翔愛知工業大学機械学科・機械工学専攻
粉室 明弘龍谷大学先端理工学部 機械工学・ロボティクス課程
小林 祐介東北大学工学部 機械知能・航空工学科 ファインメカニクスコース
髙木 陽年富山県立大学工学部 機械システム工学科
中島 憲吾大阪大学工学部 応用理工学科 機械工学科目
若尾 俊吾大同大学工学部 機械工学科
飯沼 時信東海大学工学部 機械工学科
橋本 翔太郎日本工業大学先進工学部 ロボティクス学科
八田 悠翔上智大学理工学部 機能創造理工学科
TSAI HUNG YU徳島文理大学理工学部 機械創造工学科
清水 郁孝湘南工科大学機械工学科
片倉 琉偉日本大学理工学部 精密機械工学科
上村 悠貴東京工業大学工学院 機械系
遠藤 友人室蘭工業大学創造工学科 機械ロボット工学コース
宇井 翔太東京工科大学工学部 機械工学科
山田 喬東京大学工学部 精密工学科
茶森 颯太北海道科学大学機械工学科
古市 彦乃東京理科大学創域理工学部 機械航空宇宙工学科
氏次 朗近畿大学生物理工学部 人間環境デザイン工学科
松岳 勇樹慶應義塾大学理工学部 システムデザイン工学科
堀部 拓海法政大学理工学部 機械工学科
高橋 風人千葉工業大学機械工学科
浅野 美月名城大学理工学部 メカトロニクス工学科
吉井 智哉名城大学理工学部 機械工学科
サントス エリキ関東学院大学理工学部 理工学科 機械学系
岡田 達樹高知工科大学システム工学群 知能機械工学専攻
濱田 起矢東京都市大学理工学部 機械システム工学科
藤野 清文明治大学理工学部 機械情報工学科
笠野 真生新潟大学工学部 工学科 機械システム工学プログラム
鈴木 彩花明治大学理工学部・機械工学科
菅田 康平中央大学理工学部 精密機械工学科
福居 亮太朗大阪電気通信大学工学部 機械工学科
重松 良祐九州大学工学部・機械航空工学科
大場 亮弥埼玉大学工学部機械工学・システムデザイン学科

修士

受賞者所属学科・コース名
鈴木 瞳金沢大学 大学院自然科学研究科 フロンティア工学専攻
前海 利空岡山理科大学 大学院工学研究科 機械システム工学専攻
小西 遥大近畿大学 大学院総合理工学研究科 メカニックス系工学専攻
榛葉 広之東京理科大学 大学院工学研究科 機械工学専攻
堀口 栞同志社大学理工学研究科 機械工学専攻
深津 美薫東京理科大学創域理工学研究科 機械航空宇宙工学専攻
寺本 ゆう莉金沢工業大学 大学院工学研究科 機械工学専攻
田中 沙織名城大学 大学院理工学研究科 交通機械工学専攻
森岡 陽来慶應義塾大学理工学研究科 総合デザイン工学専攻
山縣 充紀岡山大学自然科学研究科 機械システム工学専攻
野口 弘希公立小松大学サステイナブルシステム科学研究科 生産システム科学専攻
荒木 海渡佐賀大学理工学研究科 理工学専攻 機械システム工学コース
田中 優太郎崇城大学 大学院工学研究科 機械工学専攻
西垣 洸希鳥取大学 大学院持続性社会創生科学研究科・工学専攻
矢吹 宜大山形大学 大学院理工学研究科 機械システム工学専攻
河村 卓大分大学 大学院工学研究科 工学専攻
榊原 尚弥福井大学 大学院工学研究科 博士前期課程 産業創成工学専攻 創造生産工学コース
休場 海知也工学院大学工学研究科 機械工学専攻
下鳥 晴己千葉工業大学 大学院先進工学研究科 未来ロボティクス専攻
千田 智北見工業大学 大学院工学研究科・工学専攻 機械電気工学プログラム
小峯 響己静岡大学 大学院総合科学技術研究科 工学専攻 機械工学コース
城出 健太京都大学 大学院工学研究科 機械理工学専攻
西澤 圭悟関東学院大学 大学院工学研究科・機械工学専攻
堀江 広夢愛知工業大学 大学院工学研究科 機械工学専攻
坂口 良輔豊田工業大学 大学院工学研究科 修士課程 先端工学専攻
川原 豪真長崎大学 大学院工学研究科 総合工学専攻 機械工学コース
宮内 惇信州大学総合理工学研究科 工学専攻 機械システム工学分野
小林 英里奈電気通信大学情報理工学研究科 機械知能システム学専攻
吉中 智美神奈川大学 大学院工学研究科 工学専攻 機械工学領域
西平 健人広島工業大学工学系研究科 機械システム工学専攻
黄 奕輝広島大学 大学院先進理工系 科学研究科 先進理工系科学専攻 機械工学プログラム
金澤 由宇日本大学生産工学研究科 機械工学専攻
小林 一景東海大学工学研究科 機械工学専攻
秋本 真輝早稲田大学創造理工学研究科 総合機械工学専攻
中山 悠之介龍谷大学 大学院理工学研究科機械システム工学専攻
渋谷 孝史日本工業大学 大学院工学研究科 機械システム工学専攻
李 喆富山県立大学 大学院工学研究科 機械システム工学専攻
近藤 裕哉金沢大学 大学院自然科学研究科 博士前期課程 械科学専攻
髙橋 成享大阪大学 大学院工学研究科 機械工学専攻
大谷 友希大同大学工学研究科 機械工学専攻 機械工学コース
長島 健裕法政大学 大学院理工学研究科 機械工学専攻
金子 拓人湘南工科大学 大学院工学研究科 博士前期課程 機械工学専攻
川﨑 浩司東京都市大学総合理工学研究科 機械専攻
安田 萌恵東京工業大学工学院・機械系・機械コース
鄭 盛華東京工科大学 大学院サステイナブル工学研究科
秦 博語東京大学 大学院工学系研究科 精密工学専攻
臼谷 陸北海道科学大学工学研究科 機械工学専攻
下村 海斗室蘭工業大学 大学院工学研究科 生産システム工学専攻 機械工学コース
水谷 陽介明星大学 大学院理工学研究科・機械工学専攻
中村 晃己名城大学 大学院理工学研究科 メカトロニクス工学専攻
天弘 篤秀名城大学 大学院理工学研究科 機械工学専攻
本多 詩聞東京大学工学系研究科・機械工学専攻
浅井 友彰高知工科大学 大学院工学研究科 基盤工学専攻 航空宇宙工学コース
木内 晶基東京工業大学環境・社会理工学院 融合理工学系 エンジニアリングデザインコース
野口 哲平千葉工業大学 大学院工学研究科 機械工学専攻
清野 匠太朗新潟大学 大学院自然科学研究科 材料生産システム専攻 機械科学コース
神吉 亮輔明治大学理工学研究科・機械工学専攻
寺山 伊織中央大学 大学院理工学研究科 精密工学専攻
日髙 雄斗大阪電気通信大学工学研究科工学専攻・制御機械工学コース
辻 航大九州大学機械工学専攻
小石 智也埼玉大学 大学院理工学研究科 機械科学専攻
受賞者所属学科・コース名
高野 晃成石川工業高等専門学校機械工学科
福家 智己米子工業高等専門学校機械工学科
秋山 和紀鶴岡工業高等専門学校専攻科生産システム工学専攻 機械・制御コース
幕内 宏斗新居浜工業高等専門学校生産工学専攻
藤元 優呉工業高等専門学校機械工学科
永井 稜大鈴鹿工業高等専門学校機械工学科
栁原 知佳群馬工業高等専門学校機械工学科
今田 啓斗阿南工業高等専門学校創造技術工学科(機械コース)
佐藤 匠悟大分工業高等専門学校機械工学科
髙橋 明弥仙台高等専門学校総合工学科・機械・エネルギーコース
岡田 爽汰東京都立産業技術高等専門学校ものづくり工学科 生産システム工学コース
野口 和明東京都立産業技術高等専門学校ものづくり工学科 機械システム工学コース

2023年度武藤栄次賞優秀設計賞

 武藤栄次賞優秀設計賞は,企業や研究機関において開発された製品や装置について,独創性,設計における重要な工夫,社会的な波及効果,特許及び実用新案の取得状況を主なる審査基準として,個人あるいは団体に贈賞されるものである.2023年度優秀設計賞審査委員会(宮川豊美委員長)は,1件の製品を選定し,2024年5月18日(土)開催の通常総会(法政大学小金井キャンパス)の席上にて表彰した.(敬称略).

設計製品

「交流磁場曝露が人体に及ぼす生理学的影響の解明に基づく電気磁気治療器の開発」

設計者

  • 綿貫 啓一(埼玉大学)
  • 石渡 弘美(株式会社ソーケンメディカル)
  • 岡野 英幸(株式会社ソーケンメディカル)
  • 黒沼 典生(アルタテック株式会社)
  • 目黒 恭夫(株式会社ソーケンメディカル)

概要

ケーシングの影響を受けることなく,より高い治療効果が得られる電磁石を内蔵した交流磁気治療器を設計した.ケーシング上面に円形の開口部があり,コア部材が開口部から外部に露出する構造となっているため,磁束密度が低減しにくいように設計されていることを特徴とする.本交流磁気治療器は,コリと血行の改善のみならず,筋疲労,むくみ,冷え性にも有効であり,運動神経伝導速度の低下を抑えるなど,いくつもの健康増進効果が見出された.

2023年度貢献賞

 2023年度貢献賞は,永年にわたり日本設計工学会の運営と発展に継続的にご尽力いただいた貢献に深く感謝し業績を顕彰し,2024年5月18日(土)開催の通常総会(法政大学小金井キャンパス)にて表彰報告が行われ,下記受賞者3名に賞状が授与された.(敬称略)

  • 大西 正敏(愛知工科大学)
  • 金子 輝夫(株式会社ディオス金沢)
  • 藤原 政志(株式会社北海技研工業)

2023年度 Valuable Publishing(VP)賞

 武藤栄次賞Valuable Publishing(VP)賞は,設計工学の発展に寄与する価値の高い出版物の出版に尽力した者,すなわち企画,構成,執筆,校正などの実務に携わった者に,その功績を顕彰するために贈賞するものである.2023年度Valuable Publishing賞審査委員会(宮川豊美委員長)は,2件の出版物を選定し,2024年5月18日(土)開催の通常総会(法政大学小金井キャンパス)の席上にて表彰した.(敬称略).

受賞出版物(1)

「幾何公差・公差解析実践ハンドブック」

受賞者

鈴木 伸哉(関東学院大学),金田 徹(関東学院大学),Bryan R Fischer(TDP360 LLC)


受賞出版物(2)

「設計論 -製品設計からシステムズイノベーションへ-」

受賞者

藤田 喜久雄(大阪大学)

セットベース設計講習会~異種・背反あるいは定性・定量の多目的性の同時実現~

2024年11月8日 @ 17:00 20:00

詳細はこちらをご覧ください.

第37回設計オープンセミナー「デジタル時代の3D図面/3D Annotationモデルとものづくり ―自動車産業界の最新動向―」

公益社団法人 日本設計工学会では、設計やものづくりに関する研究や教育でご活躍の講師の方をお招きして、最新のトピックスについて話題提供頂き、気楽な雰囲気のなか討論を行うとともに、参加者同士の懇親を深めることを目的として、設計オープンセミナーを開催しています。

この度、下記の内容で第37回設計オープンセミナーを開催する予定ですので、奮ってご参加ください。日本設計工学会の会員の方以外もご参加いただけますので、ご興味がある方もお誘いの上ご参加ください。

なお、準備の都合上、必ず事前の参加申込をお願い申し上げます。

■ タイトル:「デジタル時代の3D図面/3D Annotationモデルとものづくり ―自動車産業界の最新動向―」

■ 開催日時:2024年9月4日(水)17:30~19:50

■ 開催方法:Zoomによるオンライン

■ 参加費:無料

■ 参加登録:    8月30日(金)までに、下記参加申込サイトからお申し込みください。

https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=9pn3UFzxfUO3Kz6rwt0YYH8MC7vKj-lLmpNWmzmRXPZUM0RSNTMyU04xNDJLNU5TOFpBTEFGWTRCQi4u

※お申し込みの方には後日会場参加用登録票もしくはZoomのリンクをお送りします。

先着100名程度を予定しております。

■ 講演内容:

(1) 「データドリブン・マニュファクチャリング時代の図面役割」

内田 孝尚 氏(元・本田技術研究所、現・理化学研究所研究嘱託、東京電機大学工学部非常勤講師)

 3D/デジタル/バーチャルを用いた設計/開発/ものづくり環境となり、設計段階で設計仕様、製造要件、製造品質の検討、決定が可能となった。そのコアとしての必須技術基盤である3Dデジタルとなった図面の機能と役割を中心に説明する。

 大谷 史樹 氏,中島 由起彦 氏(トヨタ自動車株式会社),皿海 慎也 氏(マツダ株式会社)

 日本自動車工業会(JAMA)DEデータ流通改革タスクでは、日本自動車部品工業会(JAPIA)の協力も得て、OEMと仕入先間の設計技術情報の流通課題に取り組んでいる。サイズ公差・幾何公差の図法をはじめとした3D図面のあるべき姿を検討し、自動車業界の実態に即した「お手本データ」を実際に作成し、変換エラーや図面作成上の課題に対応した。本講演では、本検討内容を、実際にCADデータも示しながら紹介する。

■ スケジュール:

17:30〜17:35 開会の挨拶

   日本設計工学会 研究調査部会長 村上 存(東京大学)

17:35〜18:05 「データドリブン・マニュファクチャリング時代の図面役割」(30分間)

   内田 孝尚 氏(元・本田技術研究所、現・理化学研究所研究嘱託、東京電機大学工学部非常勤講師)

18:05〜18:10 質疑

18:10〜19 : 40 「自動車業界における機械図面の課題」(90分間)

   大谷 史樹 氏,中島 由起彦 氏(トヨタ自動車株式会社),皿海 慎也 氏(マツダ株式会社)

19:40〜19:45 質疑

19:45〜19:50 クロージング

(時間は目安であり,都合により変更となる可能性があります。)

■ 問合せ先:

日本設計工学会 研究調査部会(E-mail: research@jsde.or.jp)

以上

2024年度秋季大会研究発表講演会

2024年9月21日 2024年9月22日

2024年度秋季大会研究発表講演会

2023年度秋季研究発表講演会優秀発表賞,学生優秀発表賞

 2023年9月22日(金)~23日(土)日本大学工学部において開催された秋季大会研究発表講演会における講演聴講者の推薦投票結果に基づき,優秀発表賞4件,学生優秀発表賞3件が選定され,2024年5月18日(土),法政大学 小金井キャンパスで開催された2024年度春季大会研究発表講演会技術交流会の席上にて贈賞式が行われた.(敬称略)

優秀発表賞

  • 岩附信行(東京工業大学)
    講演:「2連節の出力角度限界を指定する総合と多指節指機構への応用」
  • 川本貴志(東京貿易テクノシステム)
    講演:「物理エンジンを用いた眼鏡着装シミュレーション」
  • 大泉哲哉(元仙台高等専門学校)
    講演:「JrDr育成塾での3DCAD利用したEVエコラン用モータ開発」
  • 西駿明(東北大学)
  • 講演:「活性炭あるいは食塩を添加したゴム材料を活用した耐滑靴底の開発」

学生優秀発表賞

  • 太田晴輝(早稲田大学・院)
    指導教員:宮下朋之(早稲田大学)
    講演:「電気自動車用モータの可変PWM制御に関する研究」
  • 宮部拓希(名城大学)
    指導教員:大藏信之(名城大学),鈴木昌弘(名城大学)
    講演:「臨海レイノルズ数付近の球に働く流体力の挙動と球周りの圧力分布」
  • 石山泰成(鶴岡工業高等専門学校)
    指導教員:宍戸道明(鶴岡工業高等専門学校)
    講演:「自立走行型運搬車の指定経路走行における精度検証」

Design for Additive Manufacturing (DfAM)とComputational Design講習会

2024年9月11日 @ 17:00 20:00

Design for Additive Manufacturing (DfAM)とComputational Design講習会

1.講習会の内容
 Additive Manufacturing (AM)とは,3Dプリンティングとして知られる積層造形法により部品や製品を製作することです。AMには,従来の製造方法では困難な軽量構造・内部構造の製作,複数材料による一体製作など,多くの利点があります。これらの特長を利用した設計は,Design for Additive Manufacturing (DfAM)と呼ばれ,既存製品を圧倒する革新的な製品につながると期待されています。また,DfAMを効率的に進めるには,コンピュータが形状創生するComputational Design (CD)の活用が欠かせません。
 本講習会では,DfAMの概念とDfAMの実践に欠かせないCD,そしてCDの代表的な方法として最近,普及が進んでいるGenerative Design (GD)について説明します。

2.開催の動機と講習会の特長
 DfAMは比較的新しい言葉でありますが,従来より「3Dプリンターならではの設計」などとして注目されていました。3Dプリンターの特長の一つに複雑形状の製作があるので,DfAMによる設計は複雑になりやすく,アイディアの生成から寸法の計算,モデリングの操作まで全て人が行うには,あまりに煩雑な作業となります。そのため,コンピュータプログラムや人工知能(AI)の力を活用して凡その形状を生成するコンピュテーショナルデザイン(CD)が有効な手段となります。
 CDはコンピュータが設計することであり,3D-CADを使って人が設計をするデジタルデザインとは異なります。ジェネレーティブデザイン(GD)は,CDの代表的な方法で,位相最適化をベースにしたGDソフトウェアが3D-CADにバンドルされるようになり,身近に利用できるようになりました。しかし,DfAM, CD, GDの名前だけが広まり,それぞれの概念や有用性,実際の方法などについて,十分に理解されていないように思います。これらの概念とそれぞれの繋がりを知ることで,AMの有用性が深く理解され,新たな技術開発やビジネスのヒントになると考え,本講習会を企画しました。

3.講座の内容
① DfAMについて
 AMの特長,DfAMの分類,メタマテリアル,コンプライアントメカニズムなど
② コンピュテーショナルデザイン
 アルゴリズミックデザイン,形態認知,美的好み,機械学習など
③ ジェネレーティブデザインの実践
 ジェネレーティブデザインのソフトウェア,3D-CADとの連携など

4.日時
 2024年9月11日(水)17:00-20:00

5.実施方法
 Zoomによるオンラインで行います。

6.講師
 講師:舘野寿丈(明治大),加藤健郎(慶應義塾大),中村 翼(オートデスク㈱)

7.参加費
 学会員(協賛学会員を含む):10,000円(非課税)
 非会員:20,000円(税込)
 学生会員:5,000円(非課税)
 学生非会員:5,000円(税込)

8.申込み
 こちらからお申込みください。
 締切:2024年8月23日(金)

9.問合せ先
 日本設計工学会事務局 E-mail: jimukyoku@jsde.or.jp