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【四国支部】2025 年度見学会
1.日時
2025 年 12 月 9 日(火) 13:30~15:30
2.見学先
石原金属株式会社 研磨センター 〒770-0872 徳島市北沖洲3丁目7番15号
※石原金属株式会社様への個別の連絡はご遠慮願います。
3.日程
13:30 ~ 15:00 会社および工場概要説明,工場見学
休憩
15:10 ~ 15:30 質疑応答など
15:30 解散
4.参加費
会員・非会員共に無料
5.交通
■お車 駐車場に限りがございますので,できるだけ乗り合わせてお越しください。
■バス
徳島駅前から中央市場線にご乗車。北沖洲2丁目で降車後,徒歩約3分。
6.申込方法
E-mail で表題を「日本設計工学会 四国支部 2025 年度 見学会」と明記して頂き,
氏名,勤務先,連絡先住所,電話番号(携帯電話も),E-mail アドレス,交通
手段(車・バス)をご記入の上、下記の申込先にお送りください。
車でお越しの方は,運転される方のお名前も明記してください。なお,同業他社様
にはご参加をご遠慮いただいております.申し訳ございませんが,ご理解のほどよ
ろしくお願いいたします。
7.申込締切
2025 年 11 月 25 日(火)
8.申込先
〒770-8506徳島県徳島市南常三島町2-1
徳島大学大学院社会産業理工学研究部機械科学系
溝渕啓 宛
直通 TEL:088-656-9741
E-mail:a-mizobuchi@tokushima-u.ac.jp
2025年度 「デザイン科学」セミナー
3つの新理論が,⾰新的開発⼒の”体幹”を創り出す︕~
1.講座の趣旨:
⼤事なことは,およそ理論では決まりません.デザインや設計においても然りでしょう.感性が⼤切です.しかし,プロが第⼀線で活躍し続けるためには,感性だけでは⾜りません.なぜなら,プロは様々な対象をこなすため,⾃分の感性にそぐわないケースも多いのです.また,⾃分の感性が時代に合わなくなくなると,よりどころがなく,発想の転換が難しくなります.優秀なクリエイターは,皆,⾃
分なりの理論ともいえる”体幹“をひそかに持っています.
これまで,発想法やデザイン思考を学んだものの,未だ,⾰新的な開発に⾄らないと実感されておられる⽅は,いらっしゃいませんか︖それも,開発⼒における理論ともいえる“体幹”の不⾜が原因です.
本講座では,それらのカギとなる3つの理論を解説します.併せて,それらの理論と感性との使い分けについても学んでいきます.それにより,創造的⾏為の本質を理解し,⾰新的開発⼒の“体幹”を⾝につけていただくことを狙いとしています.
2.講義内容
本講座では,デザイン科学の基盤をなす以下の3つの理論と応用についてわかりやすく紹介します.
1)AGE(エイジ)思考モデル
~人はなぜ,デザイン・設計できるのか?
人はいかにしてデザイン・設計しているのか.これは,デザイン科学の長年の難問でした.しかし,近年,漸く,3つの思考を駆使して,創造していることが分かってきました.本講義では,その創造の基本メカニズムをお話しします.
2)多空間デザインモデル
~すべてのデザイン・設計に共通する思考と応用法
上記創造の基本メカニズムに基づいたデザイン・設計における思考モデルを紹介します.また,このモデルを用いることで可能となる,具体的な創造的開発への応用法についても,その適用事例とともに紹介します.
3)デザイン二元論
~革新的で,完成度の高いモノ・コトづくりのために
デザイン・設計過程には,二つの過程が存在します.上流過程では「創めるマインド」のもと,革新性を生み出します.一方,下流過程では「極めるマインド」のもと,完成度を極めます.本講義では,その両過程を行う上での「コツ」をお話ししていきます.
3.実施方法:Zoomによるオンライン
4.日時:2026 年1 ⽉9 ⽇(⾦)13︓00-18︓00
5. 講師:
松岡由幸(慶應義塾⼤学)
宮下朋之(早稲⽥⼤学)
加藤健郎(慶應義塾⼤学)
佐藤浩⼀郎(千葉⼤学)
井関⼤介(東京造形⼤学)
平尾章成(芝浦⼯業⼤学)
渡部武夫(神奈川⼯科⼤学)
下村将基(RICOS)
6.参加費:(テキスト分を含みます.)
学会員︓20,000 円(⾮課税)
⾮会員︓30,000 円(税込)
学⽣会員︓18,000 円(⾮課税)
学⽣⾮会員︓20,000 円(税込)
※対象学会︓共催の全学会
7.テキスト: 書籍『デザイン科学事典』
※参加者全員に,ご指定の住所に送付いたします.
8.申込み先:下記formsにて,お願いします.
https://forms.gle/qPstS59nnrBX5PNo8
締切り: 2025年12月19日(金)
9.問合せ先:デザイン塾事務局
E-mail: mlabsec@googlegroups.com
2025年度 デザイン科学基礎講座 M メソッド講習会
今のAIには難しい「意味づけ」から,新たな価値を創り出す~
1.講座の趣旨:
AIが普及する中,人間が得意なこと,人間しかできないことは何だとお考えですか?本講座では,まず,創造行為において,現在のAIが得意なこと,人でなければできないことを,デザイン科学を用いて解説します.
その上で,現時点においてAIには難しいことの1つである「意味づけ」に注目します.「意味づけ」には,人の想いが反映されています.その「意味づけ」から,新たな価値を創り出すMメソッドを,デザイン・設計への適用事例をまじえながら,わかりやすく紹介していきます.
2.Mメソッド
M メソッドは,経営,企画,デザイン,設計,研究,さらには,⼀般の⽣活においても利⽤できる新たな思考メソッドです.そのメソッドは,頭の中で以下を⾏います.
・「多空間(Multispace)(意味,価値等の空間)」を視点として
・「⾃分の好きなやり⽅(My way)」で
・分析しながら発想(Modeling & Idea generation)」します.
M メソッドは,これらの「M」に注⽬し,名付けられました.また,M メソッドは,以下の特⻑を有しています.
1) 整理しやすい
・デザイン要素間の関係性を明らかにできる
・アイデアの違いを明らかにできる
・思考の過程を明らかにできる
2) 使いやすい
・様々な対象領域でも使える
・⾃由なやり⽅で使える
・他者とのコラボレーションに使える
3) 発想しやすい
・新たな価値を⽣むアイデアを発想できる
・場に適し,場を創るアイデアを発想できる
・シーズを活かしたアイデアを発想できる
3.実施方法:Zoomによるオンライン
4.日時:2025 年12 ⽉19 ⽇(⾦)13:00-16:00
5. 講師:
松岡由幸(慶應義塾大学 名誉教授 早稲田大学 客員教授 デザイン塾 主宰)
⽇本デザイン学会会⻑,慶應先端デザインスクールリーダー,イリノイ⼯科⼤学デザイン研究所客員フェロー,経済産業省デザイン政策検討会委員などを歴任
井関⼤介(東京造形⼤学 准教授)
⽇⽴製作所,ソニーでVAIO や医療機器など多くのデザインに従事.本講座では,その実務経験を活かして講義する.
6.参加費:(テキスト分を含みます.)
学協会員(共催学協会)︓7,000 円(⾮課税)
⾮会協員︓10,000 円 (税込)
学⽣会員︓6,000 円(⾮課税)
学⽣⾮会員︓7,000 円(税込)
7.テキスト: 書籍『Mメソッド』,『デザイン科学概論』を配布.
※参加者全員に,ご指定の住所に送付いたします.
8.申込み先:下記formsにて,お願いします.
https://forms.gle/uJWHAqHXM4QXmEXs5
締切り: 2025年12月5日(金)
9.問合せ先:デザイン塾事務局
E-mail: mlabsec@googlegroups.com
2025年度 デザイン科学基礎講座 CMF デザインサイエンス
模倣からの脱却から,質感のタイムアクシスデザインまで~
近年,CMF デザインが注⽬されています.CMF とは,⾊(color),素材(material),仕上げ(finish)であり,それらを総合的にかつ丁寧に取り扱うことで,製品の質感と魅⼒を向上させることを狙いとしています.
CMFデザインにおいて⼤切な武器は,感性です.感性を磨き,⾼い質感を表現することが肝要です.しかし,プロが様々な開発環境や条件において第⼀線で活躍し続けるためには,感性だけでなく,サイエンスにも注⽬し,それを活かす必要があります.
本講座では,講師⾃⾝がこれまで⾏ってきたCMF デザインの事例を紹介しながら,それを遂⾏する上で役⽴つサイエンスとその扱い⽅を,わかりやすく解説していきます.
1.講座の趣旨:
(1) 模倣からの脱却
⼈⼯素材のデザインは,これまで,何かの⾃然素材を模倣するなどが多くなされてきました.そのため,その素材が持つ独⾃の潜在的な魅⼒を引き出されていないケースが多い状況です.ここでは,加飾フィルムなどのプラスチック素材を例に,模倣ではない,その素材に内在する独⾃の魅⼒を引き出す事例とその⽅法を紹介します.
(2)新しい価値創造のコツ
ここでは,従来のCMF デザインが陥りやすい問題を紹介し,それを解決することで新たな価値を創造するためのコツを紹介します.具体的には,場に適したデザインから,新たな場を創出する創発デザイ
ンなど,デザインサイエンスの⼿法を解説します.
(3)CMF を統合する新評価法
従来,⾊,素材,仕上げに関する評価⼿法は,それぞれバラバラに存在し,それらを統合する評価⼿法は存在していませんでした.しかし,最近の光学上の反射メカニズム研究から,それらを統合的に評価
する新評価法が開発されつつあります.ここでは,その評価法とそれにより解明されつつある新たな知⾒を紹介します.
(4)AI を⽤いたCMF デザイン
⽣成AI の進化を受け,ここでは,現在,開発が進んでいるAI によるCMF デザインシステムの最先端を紹介します.現在,スケッチや図⾯など,CMF を表現するツールはありません.また,今後デジタル
ツインなど製品開発システムのデジタル化も進みます.そのため,AI・CMF デザインシステムの導⼊は,重要課題となっていきます.
(5)質感のタイムアクシスデザイン
これまでのCMF デザインは,時間軸変化に注⽬してきませんでした.ここでは,⼯芸品や製品におけるCMF の時間軸変化,時とともに価値が成⻑する事例を紹介し,CMF タイムアクシスデザインによる質感
の新たな価値創造の可能性を紹介していきます.
2.実施方法:Zoomによるオンライン
3.日時:2025 年11 ⽉21 ⽇(⾦)13:00-16:00
4. 講師:松岡由幸(慶應義塾大学 名誉教授 早稲田大学 客員教授 デザイン塾 主宰)
⽇本デザイン学会会⻑,慶應先端デザインスクールリーダー,イリノイ⼯科⼤学デザイン研究所客員フェロー,経済産業省デザイン政策検討会委員などを歴任
5.参加費:(テキスト分を含みます.)
学会員(共催学協会)︓3,000 円(⾮課税)
⾮会協員︓6,000 円 (税込)
学⽣会員︓3,000 円(⾮課税)
学⽣⾮会員︓4,000 円(税込)
6.テキスト: 書籍『プラスチックの逆襲』を配布.
※参加者全員に,ご指定の住所に送付いたします.
7.申込み先:下記formsにて,お願いします.
https://forms.gle/qTyYY5BjNupL2Zjb6
締切り: 2025年11月8日(金)
8.問合せ先:デザイン塾事務局
E-mail: mlabsec@googlegroups.com
研究調査分科会の公募のご案内
日本設計工学会会員各位
日本設計工学会では、2025年10月より活動する研究調査分科会を、会員の皆様から一般公募します。研究調査分科会は、会員のイニシアチブにより特定の研究テーマの探求を目的として設置される学術活動の場であり、現在2種類の分科会を設置することができます。
(1) 申請方法
申請書類を下記の事務局宛にご請求いただくか、日本設計工学会のホームページ([支部・部会・分科会]→[研究調査分科会]のメニュー)から分科会申請書をダウンロードして、必要事項をご記入の上、事務局宛に提出してください。
なお、応募に当たっては、ホームページ上で公開している「研究調査分科会規程」を予めよくお読みになってください。
〒169-0073 東京都新宿区百人町2-22-17
セラミックスビル内
公益社団法人日本設計工学会事務局
URL: http://www.jsde.or.jp/kenkyu/
(2) 締切
2025年10月3日(金)必着
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┃ 公益社団法人 日本設計工学会事務局 web・メール担当
┃ 〒169-0073 東京都新宿区百人町2-22-17
┃ TEL:03-5348-6301, FAX:03-5348-6280
┃ E-mail:webmaster@jsde.or.jp
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2024年度春研究発表講演会優秀発表賞,学生優秀発表賞
2024年5月18日(土)~19日(日)法政大学小金井キャンパスにおいて開催された春季大会研究発表講演会における講演聴講者の推薦投票結果に基づき,優秀発表賞3件,学生優秀発表賞3件が選定され,2024年9月21日(土),北見工業大学工学部で開催された2024年度秋季大会研究発表講演会技術交流会の席上にて贈賞式が行われた.(敬称略)
優秀発表賞
- 吉田 裕(北見工業大学)
講演:「透過X線回折を用いたMg合金薄板の弾性塑性遷移域の評価」 - 川上 忠重(法政大学)
講演:「2サイクル対向型ピストンエンジンの失火率および排気特性に関する一考察」 - 志村 穣(拓殖大学)
講演:「単素子ひずみゲージを用いた両縁き裂帯板の面外曲げ応力拡大係数解析」
学生優秀発表賞
- 大場 亮弥(埼玉大学・院)
講演:「歩容フィードバック訓練システム開発のための敵対的生成ネットワークを用いた目標歩容の生成」
指導教員賞:大澤 優輔(埼玉大学・院)
指導教員賞:綿貫 啓一(埼玉大学・院)
指導教員賞:楓 和憲(埼玉大学・院) - 長谷 川嵩(早稲田大学・院)
講演:「小型衛星に搭載可能な光学レンズの設計」
指導教員賞:宮下 朋之(早稲田大学) - 山口 寛太 (明治大学・院)
講演:「体幹傾斜機構と首部多自由度を有したヒューマノイドロボットの開発 (頭部,首部,上肢,体幹機構の設計と首部動作の検討)」
指導教員賞:加藤 恵輔 (明治大学)
2024年度 Valuable Publishing(VP)賞
武藤栄次賞Valuable Publishing(VP)賞は,設計工学の発展に寄与する価値の高い出版物の出版に尽力した者,すなわち企画,構成,執筆,校正などの実務に携わった者に,その功績を顕彰するために贈賞するものである.2024年度Valuable Publishing賞審査委員会(宮川豊美委員長)は,1件の出版物を選定し,2025年5月24日(土)開催の通常総会(日本大学理工学部船橋キャンパス)の席上にて表彰した.(敬称略).
受賞出版物:
「3Dでみるメカニズム図典 見てわかる、機械を動かす「しくみ」」
受賞者:
- 関口 相三(株式会社アルトナー)
- 平野 重雄(東京都市大学)

