日本学術振興会 育志賞受賞候補者の推薦に関するお知らせ
令和6年度の日本学術振興会 育志賞受賞候補者の推薦が大学,および学術団体に依頼されております(2024年5月28日締切).
日本学術振興会 育志賞|日本学術振興会 (jsps.go.jp)
日本設計工学会の会長推薦を希望する場合は,2024年4月30日までに事務局にお申し出ください.
訃報 元会長 下田 博一 先生 ご逝去のお知らせ
2024年2月18日,本会名誉会員で2011年から2年間本会会長を務められた,明治大学名誉教授下田博一先生がご逝去されました。73歳でした。
下田先生は,1973年に明治大学工学部を卒業され,同大学院博士課程を経て,1978年より40年間明治大学にて教育・研究に勤め,2018年に明治大学を退職,同大学名誉教授の称号を贈られました。
ご専門は,転がり機械要素・トライボロジ,とくに,ボールねじに関して数々の研究業績を残され,1999 年には「ボールねじ用リップ型シールの開発と防塵性能試験」で本会の論文賞を受賞されました。先生のボールねじに関する知見は,我が国のみならず世界の産業界から頼られJIS・ISO規格の整備に携わられ,現在も多くの門下生が日本の製造業の屋台骨を支えるボールねじメーカで活躍しています。
本会には1988年に入会され,多くの部会・委員会で活躍されたのち,庶務会計部会長として各種規程の整備を進め,学会の財政基盤を立て直し公益社団法人化にご尽力されるとともに,創立40周年記念事業として第1回の国際会議ICDES2005をウィーンにて企画・開催されました。1997年から理事,副会長といった役職を歴任,2011年から2年間会長を務められ,2014 年から学会名誉員として学会を見守っていただいてきました。このように現在の本会の礎を築いていただいた先生を失いましたことは,まことに残念に存じます。
下田先生のご逝去にあたり,心より哀悼の意を表し,ご冥福をお祈りしますとともに,謹んで会員各位にお知らせいたします。
メールアドレスご連絡のお願い
会員の皆様には学会から毎月数回ご案内をメール配信しております.お受け取りになっていない場合にはメールアドレスが正しく登録されていことが想定されます. お心当たりの場合は事務局までご連絡下さい.
第13回エコデザイン国際シンポジウム(EcoDesign2023)講演募集のお知らせ
本学会が共催する国際シンポジウムに関するお知らせです.
第13回エコデザイン国際シンポジウム(EcoDesign2023)を開催いたします.
開催日
2023年11月29日(水)-12月1日(金)
会場
奈良県コンベンションセンター
会告
第13回エコデザイン国際シンポジウム(EcoDesign2023)講演募集のお知らせ
ホームページ
https://www.ecodenet.com/ed2023/
講演申込サイト【4/10〆切】
https://ecodenet.com/ed2023/submission/
会員各位におかれましては,万障お繰り合わせの上,講演申込をしてくださいますよう,よろしくお願い申し上げます.
問合せ先
〒565-0871 大阪府吹田市山田丘2-1
大阪大学大学院工学研究科 機械工学専攻 小林研究室内 EcoDesign2023事務局
E-mail: ecodesign2023_secretariat@ecodenet.com
会告 前事務局長 小野島 貫 殿 ご逝去のお知らせ
2023年3月13日
(公社)日本設計工学会
会長 富岡 淳
本会前事務局長(現事務局長特別補佐)小野島 貫殿におかれては,2023年3月1日,享年81歳で逝去されました.
氏は,2004年12月,急逝された先代事務局長岩城治夫氏の後を受け,本会事務局長に就任され,2022 年3 月末まで務められ,その後,次期事務局長への引継ぎ業務のために,事務局長特別補佐として2023 年3月末まで勤務される予定でしたが,その事務局出勤途中に急逝されました.前日まで,本会の庶務会計部会会議に出席され,お元気な姿を見せておられたところ,あまりに唐突な悲報に接することになりました.
事務局長就任以来,学会本部における事務や春季・秋季の研究発表講演会の運営などの日常的な業務のみならず,前任者の急逝に伴う事務局運営の混乱の回復,2005 年に本会で初めて開催したオーストリア・ウイーンにおける国際会議の運営,前職の上司であった武藤工業株式会社元専務取締役故武藤栄次氏のご寄附による本会基金の創設とそれに基づく本会武藤栄次賞の各賞の創設と贈賞運営,2011年の本会公益社団法人化の伴う各種の手続き,2016年の本会創立50周年記念式典の切り盛りなど,事務局1名体制の中で本会運営のために多くの仕事を成し遂げられ,本会に卓抜なご貢献をいただきました.まさに,氏なくしては本会の発展は望めなかったと考えます.その意をくんで,本会理事会として,日本設計工学会貢献賞を贈賞させていただき,ご霊前に捧げましたことをご報告いたします.
ここに故人のご功績を各位にお伝えするとともに,謹んで哀悼の意を捧げ,ご冥福をお祈り申し上げます.