第31回設計フォーラム「寸法公差方式主体の図面からISO GPSにもとづく図面/3DAモデルへの転換」
日本の製造メーカに部品製作を依頼すると、設計者の意図通りの部品ができあがってくるのに、海外のメーカに製作を依頼すると意図していなかった部品ができあがってきた。このようなことを経験したことはありませんか?
部品不良を指摘したが、図面指示があいまいなことが原因であり不良品ではないということになってしまった。このようなトラブルを起こさないよう、今、設計者には一義的に定義できるISO GPS (Geometrical Product Specifications and verification) にもとづく図面/3DAモデルを作成することが求められています。
幾何公差・サイズ公差を適切に用いたISO GPS体系にもとづく図面/3DAモデルには、サイズ形体ではない部分についても従来の寸法公差主体の±を多用した図面に比べ、多くのメリットがあります。
本フォーラムでは、ISO GPSにもとづく図面/3DAモデルのメリット、従来の図面からの転換を促進する方法などに関して、教育、3DAによる自動計測、QIF (Quality Information Framework) 規格などの話題提供をとおして、実りある情報交換、議論を行いたいと思います。
日本設計工学会2025年度春季大会の会場の他、事前にお申込みいただいた方は、会員、非会員問わずZoomで無料でご聴講いただけますので、多数のご参加をお待ちしております。
■ 開催日時:2025年5月24日(土)13:00~14:40(日本設計工学会2025年度春季大会内)
■ 講演内容・講師:
(1) 「幾何公差を理解するためのボトルネックの解決3選」
鈴木 伸哉 氏(関東学院大学)
(2) 「3DAモデルによる効率化と人的ミス削減に向けた自動測定への取り組み」
髙橋 俊昭 氏(3D+1 ラボ)
(3) 「QIF規格を用いた計測・品質保証の活用事例」
中村 聡 氏(QVIジャパン)
■ 開催方法:Zoomによるオンライン(春季大会参加登録者は会場で現地参加)
■ 参加費:無料
■ Zoom参加申込: 2025年5月22日(木)までに、下記参加申込サイトからお申し込みください。
(URL)https://forms.gle/VJm5e9yZYXn7Q8pA7
※お申し込みの方に後日Zoomのリンクをお送りします。
先着100名程度を予定しております。
以上