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「事業部会」カテゴリーアーカイブ
2025年度 「デザイン科学」セミナー
3つの新理論が,⾰新的開発⼒の”体幹”を創り出す︕~
1.講座の趣旨:
⼤事なことは,およそ理論では決まりません.デザインや設計においても然りでしょう.感性が⼤切です.しかし,プロが第⼀線で活躍し続けるためには,感性だけでは⾜りません.なぜなら,プロは様々な対象をこなすため,⾃分の感性にそぐわないケースも多いのです.また,⾃分の感性が時代に合わなくなくなると,よりどころがなく,発想の転換が難しくなります.優秀なクリエイターは,皆,⾃
分なりの理論ともいえる”体幹“をひそかに持っています.
これまで,発想法やデザイン思考を学んだものの,未だ,⾰新的な開発に⾄らないと実感されておられる⽅は,いらっしゃいませんか︖それも,開発⼒における理論ともいえる“体幹”の不⾜が原因です.
本講座では,それらのカギとなる3つの理論を解説します.併せて,それらの理論と感性との使い分けについても学んでいきます.それにより,創造的⾏為の本質を理解し,⾰新的開発⼒の“体幹”を⾝につけていただくことを狙いとしています.
2.講義内容
本講座では,デザイン科学の基盤をなす以下の3つの理論と応用についてわかりやすく紹介します.
1)AGE(エイジ)思考モデル
~人はなぜ,デザイン・設計できるのか?
人はいかにしてデザイン・設計しているのか.これは,デザイン科学の長年の難問でした.しかし,近年,漸く,3つの思考を駆使して,創造していることが分かってきました.本講義では,その創造の基本メカニズムをお話しします.
2)多空間デザインモデル
~すべてのデザイン・設計に共通する思考と応用法
上記創造の基本メカニズムに基づいたデザイン・設計における思考モデルを紹介します.また,このモデルを用いることで可能となる,具体的な創造的開発への応用法についても,その適用事例とともに紹介します.
3)デザイン二元論
~革新的で,完成度の高いモノ・コトづくりのために
デザイン・設計過程には,二つの過程が存在します.上流過程では「創めるマインド」のもと,革新性を生み出します.一方,下流過程では「極めるマインド」のもと,完成度を極めます.本講義では,その両過程を行う上での「コツ」をお話ししていきます.
3.実施方法:Zoomによるオンライン
4.日時:2026 年1 ⽉9 ⽇(⾦)13︓00-18︓00
5. 講師:
松岡由幸(慶應義塾⼤学)
宮下朋之(早稲⽥⼤学)
加藤健郎(慶應義塾⼤学)
佐藤浩⼀郎(千葉⼤学)
井関⼤介(東京造形⼤学)
平尾章成(芝浦⼯業⼤学)
渡部武夫(神奈川⼯科⼤学)
下村将基(RICOS)
6.参加費:(テキスト分を含みます.)
学会員︓20,000 円(⾮課税)
⾮会員︓30,000 円(税込)
学⽣会員︓18,000 円(⾮課税)
学⽣⾮会員︓20,000 円(税込)
※対象学会︓共催の全学会
7.テキスト: 書籍『デザイン科学事典』
※参加者全員に,ご指定の住所に送付いたします.
8.申込み先:下記formsにて,お願いします.
https://forms.gle/qPstS59nnrBX5PNo8
締切り: 2025年12月19日(金)
9.問合せ先:デザイン塾事務局
E-mail: mlabsec@googlegroups.com
2025年度 デザイン科学基礎講座 M メソッド講習会
今のAIには難しい「意味づけ」から,新たな価値を創り出す~
1.講座の趣旨:
AIが普及する中,人間が得意なこと,人間しかできないことは何だとお考えですか?本講座では,まず,創造行為において,現在のAIが得意なこと,人でなければできないことを,デザイン科学を用いて解説します.
その上で,現時点においてAIには難しいことの1つである「意味づけ」に注目します.「意味づけ」には,人の想いが反映されています.その「意味づけ」から,新たな価値を創り出すMメソッドを,デザイン・設計への適用事例をまじえながら,わかりやすく紹介していきます.
2.Mメソッド
M メソッドは,経営,企画,デザイン,設計,研究,さらには,⼀般の⽣活においても利⽤できる新たな思考メソッドです.そのメソッドは,頭の中で以下を⾏います.
・「多空間(Multispace)(意味,価値等の空間)」を視点として
・「⾃分の好きなやり⽅(My way)」で
・分析しながら発想(Modeling & Idea generation)」します.
M メソッドは,これらの「M」に注⽬し,名付けられました.また,M メソッドは,以下の特⻑を有しています.
1) 整理しやすい
・デザイン要素間の関係性を明らかにできる
・アイデアの違いを明らかにできる
・思考の過程を明らかにできる
2) 使いやすい
・様々な対象領域でも使える
・⾃由なやり⽅で使える
・他者とのコラボレーションに使える
3) 発想しやすい
・新たな価値を⽣むアイデアを発想できる
・場に適し,場を創るアイデアを発想できる
・シーズを活かしたアイデアを発想できる
3.実施方法:Zoomによるオンライン
4.日時:2025 年12 ⽉19 ⽇(⾦)13:00-16:00
5. 講師:
松岡由幸(慶應義塾大学 名誉教授 早稲田大学 客員教授 デザイン塾 主宰)
⽇本デザイン学会会⻑,慶應先端デザインスクールリーダー,イリノイ⼯科⼤学デザイン研究所客員フェロー,経済産業省デザイン政策検討会委員などを歴任
井関⼤介(東京造形⼤学 准教授)
⽇⽴製作所,ソニーでVAIO や医療機器など多くのデザインに従事.本講座では,その実務経験を活かして講義する.
6.参加費:(テキスト分を含みます.)
学協会員(共催学協会)︓7,000 円(⾮課税)
⾮会協員︓10,000 円 (税込)
学⽣会員︓6,000 円(⾮課税)
学⽣⾮会員︓7,000 円(税込)
7.テキスト: 書籍『Mメソッド』,『デザイン科学概論』を配布.
※参加者全員に,ご指定の住所に送付いたします.
8.申込み先:下記formsにて,お願いします.
https://forms.gle/uJWHAqHXM4QXmEXs5
締切り: 2025年12月5日(金)
9.問合せ先:デザイン塾事務局
E-mail: mlabsec@googlegroups.com
2025年度 デザイン科学基礎講座 CMF デザインサイエンス
模倣からの脱却から,質感のタイムアクシスデザインまで~
近年,CMF デザインが注⽬されています.CMF とは,⾊(color),素材(material),仕上げ(finish)であり,それらを総合的にかつ丁寧に取り扱うことで,製品の質感と魅⼒を向上させることを狙いとしています.
CMFデザインにおいて⼤切な武器は,感性です.感性を磨き,⾼い質感を表現することが肝要です.しかし,プロが様々な開発環境や条件において第⼀線で活躍し続けるためには,感性だけでなく,サイエンスにも注⽬し,それを活かす必要があります.
本講座では,講師⾃⾝がこれまで⾏ってきたCMF デザインの事例を紹介しながら,それを遂⾏する上で役⽴つサイエンスとその扱い⽅を,わかりやすく解説していきます.
1.講座の趣旨:
(1) 模倣からの脱却
⼈⼯素材のデザインは,これまで,何かの⾃然素材を模倣するなどが多くなされてきました.そのため,その素材が持つ独⾃の潜在的な魅⼒を引き出されていないケースが多い状況です.ここでは,加飾フィルムなどのプラスチック素材を例に,模倣ではない,その素材に内在する独⾃の魅⼒を引き出す事例とその⽅法を紹介します.
(2)新しい価値創造のコツ
ここでは,従来のCMF デザインが陥りやすい問題を紹介し,それを解決することで新たな価値を創造するためのコツを紹介します.具体的には,場に適したデザインから,新たな場を創出する創発デザイ
ンなど,デザインサイエンスの⼿法を解説します.
(3)CMF を統合する新評価法
従来,⾊,素材,仕上げに関する評価⼿法は,それぞれバラバラに存在し,それらを統合する評価⼿法は存在していませんでした.しかし,最近の光学上の反射メカニズム研究から,それらを統合的に評価
する新評価法が開発されつつあります.ここでは,その評価法とそれにより解明されつつある新たな知⾒を紹介します.
(4)AI を⽤いたCMF デザイン
⽣成AI の進化を受け,ここでは,現在,開発が進んでいるAI によるCMF デザインシステムの最先端を紹介します.現在,スケッチや図⾯など,CMF を表現するツールはありません.また,今後デジタル
ツインなど製品開発システムのデジタル化も進みます.そのため,AI・CMF デザインシステムの導⼊は,重要課題となっていきます.
(5)質感のタイムアクシスデザイン
これまでのCMF デザインは,時間軸変化に注⽬してきませんでした.ここでは,⼯芸品や製品におけるCMF の時間軸変化,時とともに価値が成⻑する事例を紹介し,CMF タイムアクシスデザインによる質感
の新たな価値創造の可能性を紹介していきます.
2.実施方法:Zoomによるオンライン
3.日時:2025 年11 ⽉21 ⽇(⾦)13:00-16:00
4. 講師:松岡由幸(慶應義塾大学 名誉教授 早稲田大学 客員教授 デザイン塾 主宰)
⽇本デザイン学会会⻑,慶應先端デザインスクールリーダー,イリノイ⼯科⼤学デザイン研究所客員フェロー,経済産業省デザイン政策検討会委員などを歴任
5.参加費:(テキスト分を含みます.)
学会員(共催学協会)︓3,000 円(⾮課税)
⾮会協員︓6,000 円 (税込)
学⽣会員︓3,000 円(⾮課税)
学⽣⾮会員︓4,000 円(税込)
6.テキスト: 書籍『プラスチックの逆襲』を配布.
※参加者全員に,ご指定の住所に送付いたします.
7.申込み先:下記formsにて,お願いします.
https://forms.gle/qTyYY5BjNupL2Zjb6
締切り: 2025年11月8日(金)
8.問合せ先:デザイン塾事務局
E-mail: mlabsec@googlegroups.com
秋季大会の宿泊に関する緊急のお知らせ
2025年度秋季大会の会期と重なる11/7~9にかけて,大変集客数が多いイベントが長崎市内で開催されることになり,市内の宿泊先がほぼ満室になっているようです.
つきましては,参加ご検討の際には,まず宿泊先の確保をお願いいたします.
ご参考までに9月4日の時点での空室状況について実行委員会で調べた結果を示します.
◇長崎市内の宿泊先
9/4の時点で空室を確認できたのは下記のみです。
宿泊 川德荘 | 【公式】川德 長崎
| 宿泊 川德荘 | 【公式】川德 長崎川德本館の横にある川德荘。 一泊のみに限らず、中期~長期の連泊も承っております。 ※令和 5 年 4 月 1 日より宿泊税 100 円が別途かかるようになりました。nagasaki-kawatoku.co.jp |
川徳荘に宿泊できるのは男性のみです.近くにイオン等はありますが,長崎駅から距離約10km,市内バスで50分(車で20分)ほどのところにあります.
宿泊を検討される際には交通機関等をご確認いただきますようお願い致します.
◇諫早,大村地区
なし
◇武雄温泉,嬉野温泉地区
武雄温泉駅近くのホテルで3か所程度,嬉野温泉内で数か所程度, 1万円/1泊ほどで宿泊できる旅館やホテルがまだ在ります.(嬉野温泉は長崎駅から新幹線で30分程度で移動できます)
ただし,こちらも宿泊を検討される際には交通機関等をご確認いただきますようお願い致します.
◇佐世保地区
佐世保地区のホテルをご検討の場合には,必ず交通機関をご確認ください.
(1) 佐世保ワシントンホテル 6室
(2) スマイルホテル佐世保 20室
(3) ザ パラダイスガーデンサセボ 20~30室
佐世保・ハウステンボスより車で10分
以上のような状況ですので,宿泊先に関しては佐賀駅周辺(JR特急と新幹線利用で約1時間)や,佐世保駅周辺(高速バスで約1時間半程度)まで範囲を拡げてお探しいただければ幸いです.
セットベース設計講習会:選好度セットベース設計手法の新たな展開
~規格化された機械要素 設計 ,データマイニング,共分散構造分析への適用~
(公社)日本設計工学会,(特非)セットベースデザイン研究会 共催
1.開催主旨
セット(範囲)ベース設計手法は,新たな設計行為の発想法であると同時に具体的設計解を導出する設計手法です.現在多用されている CAE シミュレーションのような設計対象現象のポイント値変化を基礎にし,計算機の能力に依存した手法であるポイントベース設計手法とは異なる手法です.今回は副題に上げたように,規格性,データマイニング,心理学的分野性など,いずれもデータを範囲で扱いつつ,その処理に分野特有の方策と選好度セットベース設計( PSD)手法 の融合により,それぞれの新たな展開が可能となります.
本講習会ではそれぞれの分野ごとの融合の特徴とその有用性および各分野における具体的設計方法などについて解説します.本講習会の内容は主に特定分野に拘らない設計・デザイン領域の実務者,研究者,教育者を対象としていますが,セットベース設計に関心のある学生も歓迎します.
2.定 員
50名程度
3.日 時
2025年11月20日(木):17:00-20:00(予定)
4.開催場所
Zoomによるオンライン (希望者があれば一部対面のハイフレックス) で行います.
5.講 師(予定)
石川晴雄(電気通信大学 セットベースデザイン研究会)
石塚禎(日本機械設計工業会)
加藤健郎(慶應義塾大学)
飯島清高 (富士フ イ ルムビジネスイノベーション)
6.参加費
会員10,000円(非課税 協賛学会員を含む),非会員20,000 円(税込),学生会員 5 ,000 円( 非課税),学生非会員 6 ,000 円(税込)
*選好度セットベース設計手法の参考書「セットベース設計 実践ガイド」代を含みます
7.申込み締切り
2025年10月17日(金)
8.問合せ先
(公社)日本設計工学会 事業部会 講習会担当
〒169-0073 新宿区百人町2-22-17
TEL 03-5348-6301 FAX 03-5348-6280 E-mail: jigyou_koshu@jsde.or.jp
9.講習会内容(予定)
1)選好度セットベース設計(PSD)手法の目的と考え方
背反・異種性を含む複数性能の許容範囲を同時に満足する複数影響因子範囲を求め得る PSD の基本
的考え方とこれまでの適用事例の概略を説明します.
2)規格化された機械要素設計への適用
用途を加味して寸法等が規格化されている機械要素部品の選定範囲を指定する方法としてのPSD 手
法について説明します.
3)PSD手法 の 定性・定量データマイニングへの適用
PSD手法を,定量・定性データを含む製品の購買データ分析に応用した事例を紹介します.
4)PSD手法によるアンケートの潜在変数結果の活用
アンケート結果に潜む潜在変数の共分散構造分析による抽出とともに,潜在変数の目標レベルに対
応するアンケート結果レベルの特定を PSD で行い得ることを説明します.
*講義内容については一部変更する場合が あります.
10. 申込み先
問合せ先:日本設計工学会事務局
E-mail: jigyou_koshu@jsde.or.jp
2025年度秋季大会研究発表講演会
見学会申込み期限を延長いたしました。
2025年9月25日(木) → 9月30日(火)
講演申込み(原稿提出)期限を延長いたしました。
2025年9月11日(木) → 9月25日(木)
会告
大会特設ホームページ
大会特設HP
※Chromeブラウザにおいて一部の大学・企業様のGoogleアカウントからは参照できないことがあります.その場合は他のブラウザや個人アカウントでお試しください。
開催日
2025年11月7日(金),8日(土)
会場
出島メッセ長崎
〒850-0058 長崎県長崎市尾上町4-1
https://dejima-messe.jp
参加登録費
- 正会員 10,000円(非課税)
- 学生会員 3,000円(非課税)
- 非会員 15,000円(税込)
- 学生非会員 5,000円(税込)
(上記の参加登録費は講演論文集(PDF)の代金を含みます)
特別講演
日 時:2025年11月8日(土)13:00~14:00
講 師:三菱重工業株式会社 総合研究所(長崎)
主管プロジェクト統括 中馬 康晴 氏
題 目:三菱重工のカーボンニュートラルへの取り組み(仮)
【一般講演およびオーガナイズドセッション】
1.講演募集テーマ
設計に関する全般のテーマで募集します.
一般講演
(1) 設計,開発
(2) 設計論,設計法,設計過程,設計支援,設計管理
(3) 表面性状,トライボロジー
(4) 解析,設計評価
(5) 加工,生産
(6) 計測,制御
(7) 形状処理,CG
(8) 設計・製図教育,企業内技術者教育
(9) 信頼性設計,安全工学,人間工学,生体工学
(10) 技術・技能の伝承・保存
(11) 人工知能(AI),機械学習
(12) データサイエンス,統計的手法開発・方法論
(13) その他
オーガナイズドセッション(OS)
- 工学教育(竹之内和樹・九州大学,明石剛二・有明工業高等専門学校,戸水晴夫・SDI Japan,扇谷保彦・長崎大学)
AI技術の進展,少子高齢化など我々を取り巻く社会環境は急激に変化しています.このような状況で工学教育に関する様々な取り組み等をご紹介いただき,これからの工学教育はどうあるべきか議論させていただければと考えています.
2.申込み資格
発表者,連名者の資格について,制約はありません.
3.講演時間・方法
1 件20 分(発表15 分,質疑応答5分)で行う予定です.
発表は原則としてHDMI接続のプロジェクタを使用します.
4.講演申込み(原稿提出)方法
ページ下方のGoogle フォームからお申し込みください.なお,講演の採択およびプログラムの編成は,学会にご一任ください.
講演者が学生である場合,学生優秀発表賞の受賞候補者となりますので,勤務先・所属欄 に学年の明記をお願いいたします.
5.講演申込み(原稿提出)期限
2025年9月11日(木) → 9月25日(木)(延長いたしました)
6.講演論文集原稿について
提出原稿は,下記の「講演論文原稿割付け見本」に従ってご執筆ください.「講演論文原稿割付け見本」の内容が「執筆要項」になっています.
なお,原稿の頁数は,原則として2頁または4頁です.
講演発表原稿割り付け見本(PDF)
講演発表原稿割り付け見本(Word)
7.参加登録および参加費支払(郵便払込)期限
2025年10月24日(金)厳守
下方にあるリンクから参加登録をお願いします.
その後,ゆうちょ銀行の振替口座をご連絡いたしますので,上記期限までにお払い込みください.
やむを得ない事情により払込みが遅れる場合には,annu_conf@jsde.or.jp まで事前にご連絡ください.
【付帯行事】
1.見学会
日時:2025年11月7日(金)14:30~17:00
定員:35名(申込み先着順)
参加費:無料
見学先:三菱重工業株式会社 総合研究所(長崎)
〒851-0392 長崎県長崎市深堀町五丁目717番地1
https://www.mhi.com/jp/company/location/research.html
集合場所:JR長崎駅前交通広場 13:30
解散場所:JR長崎駅前交通広場 17:30
(バスにてJR長崎駅を経由し,技術交流会会場までご案内します)
☆見学会申込み期限:2025年9月25日(木) → 9月30日(火)(延長いたしました)
重工業,機械メーカーおよびコンサル,調査会社等の方の見学についてはお断りさせていただく場合がございますのでご了承をお願いいたします(見学の可否については,お申し込みいただいた後に別途,お知らせいたします).
2.技術交流会
日時:2025年11月7日(金)18:00~20:00
定員:60名(申込み先着順)
会場:ホテル セントヒル長崎
〒850-0052 長崎県長崎市筑後町4-10
https://www.saint-hill.jp
会費:一般7,000円,学生4,000円
☆技術交流会申込み期限:2025年10月24日(金)
技術交流会については定員枠が埋まり次第,申込み受付を終了させていただきますのでご了承をお願いいたします.
3.技術展示
開催日:2025年11月8日(土)
会場:出島メッセ長崎
設計・製造に関連した民間企業,公設試からの機器展示およびパネルによる技術紹介の場を設けます(出展は有料です).出展をご検討の場合には下記Google フォームからお問い合わせください.募集の詳細を送付させていただきます.
☆技術展示申込み期限:2025年8月22日(金)→ 9月11日(木)(延長いたしました)
問い合わせ先
〒169-0073 東京都新宿区百人町2-22-17セラミックスビル内
(公社)日本設計工学会 事務局
TEL:03-5348-6301,FAX:03-5348-6280
E-mail:annu_conf@jsde.or.jp
【付帯行事申込みおよび問い合せ先】
下記,URLからご連絡ください.
☆講演申込み(原稿提出)
https://forms.gle/GiJQeX3RxsSt8GUa9
☆参加登録・技術交流会申込
https://forms.gle/CVhV5Zdeov2MthQt7
☆見学申込み
https://forms.gle/aLJM5yqKZEbsZa81A
☆企業技術展示申込み
https://forms.gle/AeCt3GXG1mpz3j9x7
※一部の大学・企業様のgoogleアカウントで登録できないことがあります.その場合は個人アカウントでのご登録をお試しください.難しい場合は上記問い合わせ先にお問合せください.
2025年度デザイン塾:設計(デザイン)知のコンシリエンス
日時
2025年7月18日(金)13:00-16:00
会場
オンライン(Zoom)
共催
- 日本機械学会 デザイン科学研究会
- 日本デザイン学会 デザイン科学研究部会
- 日本設計工学会 デザイン科学に関する研究調査部会
- 丸善出版
- デザイン塾
参加費
無料
参加登録
WEBからお申し込みください.https://forms.gle/N45AiZfFz667CLXf7
参加登録締切
7月14日(水)
趣旨
これからの10年~20年で,設計(デザイン)は大きな変革期を迎えます.「量子設計(デザイン)」時代の到来もその1つです.量子コンピュータ,量子暗号システムなど量子技術の設計への応用が始まります.これは,従来とは全く異なる設計環境をもたらし,新たな設計の在りようが求められます.そのため,デザイナーや設計者たちは,これから果敢に立ち向かう挑戦・苦闘のために,今から充分な「そなえ」を仕込んでおく必要があります.
設計知のコンシリエンスは,その「そなえ」の1つです.おさえておくべき設計知は,AIなど先端のデジタル知のみではありません.設計行為の本質を示す基礎理論・方法論の知.これらは今後,設計の体幹として不可欠になっていくでしょう.また,漆工,金工,陶芸などの手工芸が有する「匠」の知.現在の設計は,これらの知を忘れてしまっている気もします.長年により培われてきたこれら達人の知を今こそ見つめなおし,その本質をきたるべき近未来に活かすことも重要ではないでしょうか.
私たちは,現在,設計知のコンシリエンスとして,「現代設計学事典(仮称)」の編纂を進めています.本デザイン塾では,その中間報告を通じて,デザイナー・設計者など日々現場で従事されておられる実務者の方々,多様な領域の研究者の皆様からご意見・ご要望を頂戴し,近未来の設計のあるべき姿について,ともに考える場にできればと考えています.
スケジュール
- 13:00開会司会:佐藤浩一郎(千葉大学)
「『現代設計(デザイン)学事典(仮称)』編纂に向けて」小林秀一郎,大江明* (丸善出版) - 13:05-13:45 「設計知の歴史的変遷と枠組み」松岡由幸*(慶應義塾大学)
- 13:45-14:00 「設計理論・方法論・方法のコンシリエンス」松岡由幸*,加藤健郎(慶應義塾大学),佐藤浩一郎
- 14:00-14:30 「ハードウェア設計知識のコンシリエンス」加藤健郎*,野間口大*(大阪大学),村上存(東京大学),舘野寿丈(明治大学),小林昭世(武蔵野美術大学),佐藤弘喜(千葉工業大学),佐藤浩一郎,大泉和也(東京電機大学)
- (14:30-14:45 休憩)
- 14:45-15:15 「ソフトウェア設計知識のコンシリエンス」細野繁*(東京工科大学),小木哲郎(慶應義塾大学),井上貢一(九州産業大学),松岡慧(香川大学)
- 15:15-15:30 「設計マネジメント知識のコンシリエンス」宮下朋之*(早稲田大学),佐藤弘喜,舘野寿丈,野中朋美(早稲田大学),松岡由幸
- 15:30-16:00 総合ディスカッション
(*は代表発表者)
※お問い合わせ
慶應義塾大学加藤研究室( katolab-secretary-group@keio.jp )までご連絡ください.
デザイン塾HP
2025年度見学会(対面)株式会社コガネイモールド
〜主要生産商品:精密樹脂金型・プレス金型・部品加工・成形品の設計および 製作 等〜
1.開催趣旨:
設計コンテスト2025で企画した工場見学を,広くJSDE会員の皆様にも募集することにしました.コガネイモールド様は,金型技術を活用し,将来欲する品物と生産方法をいち早く創りだすことにより,社会に貢献することを経営理念としている会社です.一般的な製作(試作,金型,成形測定)と,依頼者のアイディアベースから一緒に考え,実際のものづくり工法を提供する提案ベースのソリューションサービスを提供しています.
コガネイモールド様は,取引を検討されている企業から小学校の社会見学まで広く工場見学を受け付けており,最新のCAD/CAMおよび最新鋭の工作機械を使用した,樹脂成形金型の製造工程をご覧いただけます.皆様の身の回りにあるプラスチック製品がどのように作られているのか.日本のものづくりを支える金型製作の現場を見学いたします.
*今回の見学会は対面開催 で実施 いたします
*ご同業者の方はお断りさせていただく場合がございます .
2.定員:
先着12 名様とさせていただきます.
3.日時
2025年8月8日(金)13:00-16:30
4.集合場所・時間
・JR 北陸 新幹線 佐久平駅蓼科口 幸せの鐘
・12:30 (現地にはタクシーで 12 分)
5. 見学先:
〒1385 0009 長野県佐久市小田井 1119
TEL 0267 68 0505 / FAX 0267 67 2921
https://kkanagata.co.jp
6.参加資格
本会会員(参加費無料/交通費各自負担)
学生は非会員でも可
7. スケジュール(司会:髙橋)
13:00~13:10 開会の挨拶 内容説明,注意事項
13:10~14:10 コガネイモールド(土村健治様,丸山和生様 ほか)ご挨拶と会社概要・取組 の紹介
14:10~15:40 工場見学
15:40~15:50 休憩
15:50~15:20 質疑
16:20~16:30 終りの挨拶(日本設計工学会代表 )
参加申込・問合せ
申込締切:2025年7月25日(金)
問合せ先:(公社)日本設計工学会 事業部会 講習会担当
TEL:03 5348 6301
Email: jimukyoku@jsde.or.jp
Designシンポジウム2025 講演募集
日本設計工学会 会員の皆様
精密工学会、日本機械学会、日本設計工学会、日本デザイン学会、日本建築学会、人工知能学会の6学会が隔年で共催してきましたDesignシンポジウムが、2025年は人工知能学会を幹事学会として以下の通り開催されます。
各学会の異なる専門の観点からの情報交換や議論の場となっておりますので、多くの皆様のご講演申込をお待ちしております。
開催日
2025年12月2日(火)~3日(水)
会場
慶應義塾大学日吉キャンパス
講演応募締切
2025年8月20日(水) → 2025年9月4日(木)(延長されました)
講演原稿提出締切
2025年10月29日(水)
特設サイト
詳しくは下記のサイトでご確認ください。
・シンポジウムWebサイト: https://d-sym.jp/2025/
・CFPページ(EasyChair): https://easychair.org/cfp/ds2025
Design for Additive Manufacturing (DfAM)とComputational Design講習会
1.講習会の内容
Additive Manufacturing (AM)とは,3Dプリンティングとして知られる積層造形法により部品や製品を製作することです。AMには,従来の製造方法では困難な軽量構造・内部構造の製作,複数材料による一体製作など,多くの利点があります。これらの特長を利用した設計は,Design for Additive Manufacturing (DfAM)と呼ばれ,既存製品を圧倒する革新的な製品につながると期待されています。また,DfAMを効率的に進めるには,コンピュータが形状創生するComputational Design (CD)の活用が欠かせません。
本講習会では,DfAMの概念とDfAMの実践に欠かせないCD,そしてCDの代表的な方法として最近,普及が進んでいるGenerative Design (GD)について説明します。
2.開催の動機と講習会の特長
DfAMは比較的新しい言葉でありますが,従来より「3Dプリンターならではの設計」などとして注目されていました。3Dプリンターの特長の一つに複雑形状の製作があるので,DfAMによる設計は複雑になりやすく,アイディアの生成から寸法の計算,モデリングの操作まで全て人が行うには,あまりに煩雑な作業となります。そのため,コンピュータプログラムや人工知能(AI)の力を活用して凡その形状を生成するコンピュテーショナルデザイン(CD)が有効な手段となります。
CDはコンピュータが設計することであり,3D-CADを使って人が設計をするデジタルデザインとは異なります。ジェネレーティブデザイン(GD)は,CDの代表的な方法で,位相最適化をベースにしたGDソフトウェアが3D-CADにバンドルされるようになり,身近に利用できるようになりました。しかしDfAM, CD, GDの名前だけが広まり,それぞれの概念や有用性,実際の方法などについて,十分に理解されていないように思います。これらの概念とそれぞれの繋がりを知ることで,AMの有用性が深く理解され,新たな技術開発やビジネスのヒントになると考え,本講習会を企画しました。
3.講座の内容
① DfAMについて
AMの特長,DfAMの分類,メタマテリアル,コンプライアントメカニズムなど
② コンピュテーショナルデザイン
アルゴリズミックデザイン,形態認知,美的好み,機械学習など
③ ジェネレーティブデザインの実践
ジェネレーティブデザインのソフトウェア,3D-CADとの連携など
4.日時
2025年9月16日(火)17:00-20:00
5.実施方法
Zoomによるオンラインで行います。
6.講師
講師:舘野寿丈(明治大),加藤健郎(慶應義塾大),中村 翼(オートデスク㈱)
7.参加費
学会員(協賛学会員を含む):10,000円(非課税)
非会員:20,000円(税込)
学生会員:5,000円(非課税)
学生非会員:6,000円(税込)
8.申込み
こちらからお申込みください。
締切:2025年8月24日(日)
9.問合せ先
日本設計工学会事務局 E-mail: jimukyoku@jsde.or.jp

