2023年度秋季大会研究発表講演会(講演申込期限延長のお知らせ)
既にご案内していますとおり,日本設計工学会 2023年度秋季大会研究発表講演会を開催いたします.
同講演会の講演申込・原稿提出締切の締切を,【2023年8月18日(金)】まで延長いたしました.
※これ以上の延長はございませんのでご注意くださいませ.
開催日
2023年9月22日(金),23日(土)
会場
日本大学 工学部 70号館(ただし,状況に応じて会場の変更や Zoom による開催に変更する可能性があります)
会告
https://jsde.or.jp/wp/wp-content/uploads/Autumnsymposium2023-2.pdf
リンク
大会HPまたは下記URLからお申込みください.
2023年度武藤栄次賞優秀設計賞受賞者推薦の募集
下記要領にて2023年度武藤栄次賞優秀設計賞受賞者の推薦を募集いたします.自薦他薦は問いません.提出すべきVP賞推薦書は,過度な準備は必要ないものと存じます.会員各位には奮って応募いただきますようお願いいたします.
募集期間
2023年8月1日(火)~12月31日(日)
提出書類
優秀設計賞推薦書(本会公式WEBサイトから電子ファイルをダウンロードできます)および付属資料(設計図等)を正本1部,コピー5部をご提出ください.
提出先
〒169-0073 東京都新宿区百人町2-22-17
(公社)日本設計工学会庶務会計部会長 宛
郵便または宅配便でご提出ください.
武藤栄次賞優秀設計賞について
質問等
jimukyoku@jsde.or.jp 宛に電子メールにてお願いします.
2023年度武藤栄次賞Valuable Publishing賞受賞者推薦の募集
下記要領にて2023年度武藤愛次賞Valuable Publishing賞受賞者の推薦を募集いたします.自薦他薦は問いません.提出すべきVP賞推薦書は,過度な準備は必要ないものと存じます.会員各位には奮って応募いただきますようお願いいたします.
募集期間
2023年8月1日(火)~12月31日(日)
提出書類
VP賞推薦書(本会公式WEBサイトから電子ファイルをダウンロードできます)を正本1部,コピー5部をご提出ください.
提出先
〒169-0073 東京都新宿区百人町2-22-17
(公社)日本設計工学会庶務会計部会長 宛
郵便または宅配便でご提出ください.
武藤栄次賞Valuable Publishing賞について
質問等
jimukyoku@jsde.or.jp 宛に電子メールにてお願いします.
2022年度 論文賞・奨励賞
論文賞・奨励賞は,本学会誌『設計工学』第57巻1号(2022年1月号)から第57巻12号(2022年12月号)までに掲載された論文20編を対象として,論文賞・奨励賞審査委員会(小林健一委員長)において慎重審議の上,規程に基づき推薦し,これを受けて理事会が決定した論文及び個人に対して2023年度通常総会(5月27日:慶應義塾大学日吉キャンパス)において授与されたものである.(敬称略)
論文賞
受賞者(1):三和怜央(関東学院大学 大学院),宮永宜典(関東学院大学 理工学部),辻森淳(関東学院大学 理工学部),富岡淳(早稲田大学 理工学術院)
研究論文:「油膜厚さ一定下および荷重一定下での実験によるディンプルを有するシール型スラスト軸受の潤滑特性の検討」
巻号頁:第57巻12号pp.621-636
論文概要:
潤滑面にディンプルを有するシール型スラスト軸受の潤滑特性について実験的に検討した.油膜厚さを固定して測定した結果を,荷重を固定した一般的な測定結果と比較し,その妥当性を明らかにした.両者の試験装置において,油膜力,摩擦トルク,流体膜厚を測定した.また,実験中に潤滑面を可視化した.円形ディンプルの油膜力は扇形ディンプルの約3倍であり,摩擦トルクも円形ディンプルの方が若干小さかった.両試験装置で得られた結果は,キャビテーション現象を含めてよく一致し,油膜厚さを固定した測定方法の妥当性が確認された.
奨励賞
受賞者(1):Kazumasa TAKADA(千葉工業大学)
研究論文:「Autonomous Operation System of Caisson Shovels in Narrow Underground Space at High Air Pressure」
巻号頁:第57巻8号pp.381-396
論文概要:
ニューマチックケーソン工法における無人化施工実現のため,ロボット化された複数のショベルが協調作業により自律的に掘削するシステムを開発した.1/10にスケールダウンされたプラットフォームにおいて,2台一組3グループによる土山バケツリレー協調作業実験を行い,衝突することなく効率的に掘削が可能であることを示した.また,大規模施工現場における40台規模の協調作業への適用可能性を示した.
2022年度 Valuable Publishing(VP)賞
武藤栄次賞Valuable Publishing(VP)賞は,設計工学の発展に寄与する価値の高い出版物の出版に尽力した者,すなわち企画,構成,執筆,校正などの実務に携わった者に,その功績を顕彰するために贈賞するものである.残念ながら2022年度は,武藤栄次賞Valuable Publishing(VP)賞に該当するものがなかった.
受賞出版物:
(該当なし)
受賞者:
(該当なし)
2022年度功労賞
2022年度功労賞は,永年にわたり設計工学教育に従事され優れた人材の育成をもって設計工学の発展に寄与された功労を顕彰し,2023年5月27日(土)開催の通常総会(慶應義塾大学日吉キャンパス)にて贈賞式が行われ,下記受賞者に賞状が授与された.(敬称略)
- 楠川量啓(高知工科大学)
- 相馬仁(名城大学)
- 松本宏行(ものつくり大学)
- 本田逸郎(兵庫県立大学)
2022年度秋季研究発表講演会優秀発表賞,学生優秀発表賞
2022年10月14日(金)~15日(土)名城大学 天白キャンパスにおいて開催された秋季大会研究発表講演会における講演聴講者の推薦投票結果に基づき,優秀発表賞2件,学生優秀発表賞3件が選定され,2023年5月27日(土),慶應義塾大学日吉キャンパス来往舎ファカルティラウンジで開催された2023年度春季大会研究発表講演会技術交流会の席上にて贈賞式が行われた.(敬称略)
優秀発表賞
- 加藤恵輔(明治大学)
講演:「全方向移動ロボットに用いる車輪構成の提案と段差乗り上げ法の検討」 - 鈴木孝司(豊橋技科大学)
講演:「共沸系混合液と非共沸系混合液の過熱壁面上における液滴蒸発の違い」
学生優秀発表賞
- 白鳥貴之(東北大学・院)
講演:「生理用品における肌への摩擦刺激低減に関する研究」
指導教員賞:山口健(東北大学) - 吉田光(名城大学・院)
講演:「移動地面板を用いた平板下部に現れる蛇行流の調査」
指導教員賞:大藏信之,鈴木昌弘(名城大学) - 前野健(日本工業大学・院)
講演:「広い実作業領域を有する3-USR型パラレル機構の設計(能動ユニバーサル関節としての2自由度球面パラレル機構の提案)」
指導教員賞:樋口勝(日本工業大学)
2022年度武藤栄次賞優秀設計賞
武藤栄次賞優秀設計賞は,企業や研究機関において開発された製品や装置について,独創性,設計における重要な工夫,社会的な波及効果,特許及び実用新案の取得状況を主なる審査基準として,個人あるいは団体に贈賞されるものである.2022年度優秀設計賞審査委員会(岩附信行委員長)は,1件の製品を選定し,2023年5月27日(土)開催の通常総会(慶應義塾大学日吉キャンパス)の席上にて表彰した.(敬称略).
設計製品
「AI感性認知評価に基づく人に寄り添ったインテリジェントHCL照明システムASACOLOR LED-EMMOの開発」
設計者:
- 綿貫啓一(埼玉大学)
- 増子直也(株式会社朝日ラバー)
- 川口武(株式会社朝日ラバー)
- 田崎益次(株式会社朝日ラバー)
概要:
LEDと蛍光体を用いた波長制御技術による自然光に近いブロードな波長の光と,AI感性解析と連動させることにより,リアルタイムで感性や体調などに応じた人に寄り添った照明光へ調整するHCL(Human Centric Lighting)照明システムを設計した.照明光は,同じ白色光でも「眠気を感じにくい」「文字がくっきり読める」「眠気を誘う」といった分光波長の異なる光へ切り替えられるよう設定している.AIを用いて,様々なシーンで人の感性に寄り添いながらQOL向上に貢献するHCL照明システムの提供を実現していく.
2022年度 The Most Interesting Reading賞
2022年1月号から12月号に掲載された一般解説記事編から,The Most Interesting Reading賞に関する選考の結果,下記1件2名の方が選考され,5月27日,慶應義塾大学日吉キャンパスで開催された2023年度通常総会にて贈賞式が行われた.(敬称略)
受賞者(1)
宮田 喜久子(名城大学理工学部 交通機械工学科),原 進(名古屋大学 大学院工学研究科)
解説
「航空宇宙分野における着陸衝撃応答制御機構でのばねの活用」
巻号頁
第57巻10号pp.483-489