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2024年学会誌表紙
奈良工業高等専門学校 学生作品

事務局 Office

〒169-0073
東京都新宿区百人町2-22-17
セラミックスビル内

2-22-17 Ceramics Building, Hyakunincho, Shinjuku-ku, Tokyo, 169-0073

E-mail: jimukyoku@jsde.or.jp
Tel: 03-5348-6301
Fax: 03-5348-6280


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学会誌『設計工学』 Vol.57, No.7 2022
特集: デザイン実務における図と形


解説

デザイン過程の紆余曲折(2つの家具のデザイン過程について)
金子 哲大, 289

アルゴリズミック・デザインによる体験型インタラクションの設計と開発
羽太 広海, 296

賃貸住宅共同住宅戸内リノベーションにおける図の役割(福岡市博多区の賃貸共同住宅を事例として)
森岡 陽介, 302


論文(J-STAGEに掲載

板磁石を利用した非接触磁気リニア駆動機構の設計開発(第2報,減速比1/6~1/2における伝達性能に及ぼす中間磁性媒体形状の影響)
原野 智哉, 山田 祐輝, 川畑 成之, 田中 淑晴, 柳沢 修実, 307

蒸気用タービンブレード材の高速ミーリング特性に関する研究(ステンレス鋼13Crおよびチタン合金の切削特性)
木村 智範, 澤 武一, 317

設計コンテスト2021

テーマ

「モバイルプロジェクターの設計」

研修会

日時:2021年6月12日(土),13日(日)
参加者:31名(参加チーム学生21名,責任教員4名他)

発表会

日時:2021年11月27日(土)
参加者:30名(参加チーム学生16名,責任教員4名他)

コンテスト結果

  • 優勝:長野工業高等専門学校 宮下・石澤チーム
  • 準優勝:長野工業高等専門学校 小林・武田チーム
  • 優秀設計賞:ものつくり大学 武井・中村チーム
  • 優秀発表賞:富山県立大学 三宅・森チーム

設計オープンセミナー「セットベース設計の新展開〜製品開発の期間短縮とコスト削減〜」 開催のお知らせ

セット(範囲)ベース設計手法は,設計行為の発想法であると同時に
具体的設計解を導出する設計手法であり,現在の世界の主流である設計対象現象の離散的変化を基礎にし,
計算機の能力を基盤にしたポイントベース設計手法(CAE)とは対岸にある設計手法です.
またセットベース設計は多目的性や様々な不確定性についても検討対象としています.
本オンラインイベントでは,セットベース設計手法について背景も含めたその意味・意義,
これまでの研究や展開,今後の発展性,産業への展開性などについてご紹介するとともに,
皆様とともにセットベース設計手法の今後の展開について考えていきたいと思います.
企業の方々,研究・教育機関の方々,学生さんなど,多くの皆様のご参加をお待ちしております.

■日時  :2022年10月5日(水), 18:00〜 20:00

■実施方法:オンライン(zoom)
 
■共催  :(公社)日本設計工学会 研究調査部会 セットベース設計に関する研究調査分科会
      (一社)日本機械学会設計工学・システム部門

■参加費 :無料

■参加登録:WEBからお申し込み下さい.(申し込み締め切り:10月3日)
https://forms.gle/jiY6fsMTZpwBTAXU6
※お申し込みの方には後日zoomのURLをお知らせいたします.

■スケジュール:下記参照(時間帯は目安であり,都合により変更となる可能性もございます)
 ■18:00  開会 司会:加藤健郎氏(慶應義塾大学)
 ■18:05〜18:40  「背反・異種性を含む多性能の同時満足化セットベース設計(PSD)手法の考え方」石川晴雄氏(電気通信大学)
 ■18:40〜19:15  「JAXAにおけるセットベース設計の取り組み」角有司氏(宇宙航空研究開発機構)
 ■19:15〜19:50  「ヒートシンク複数設計値最適化の為のセットベース設計手法の適用」桑原譲二氏(?フォトロン)
 ■19:50〜20:00 総合ディスカッション
 ■20:00 閉会(予定) 

■お問い合わせ:日本設計工学会 セットベース設計に関する研究調査分科会幹事 
 慶應義塾大学 加藤研究室( katolab-secretary-group@keio.jp ) までご連絡下さい.

2021年度見学会(オンライン開催)株式会社 牧野フライス製作所

公益社団法人 日本設計工学会(JSDE) 主催
主要生産商品:マシニングセンタ・NC 放電加工機・NC フライス盤 等

1.開催主旨

株式会社牧野フライス製作所は,マシニングセンタやフライス盤などの製造販売を行う大手工作機械メーカーです. 同社の顧客は,電子機器,自動車,航空機など幅広い産業において,世界中で活躍されています.

この度は,同社の工場を見学するとともに,工作機械の設計現場や製造現場での「3 次元 CAD の活用」を中心にご講演をいただきます.ぜひ,奮ってご参加下さい.

なお,今回の見学会は新型コロナウイルス感染防止の関係上,オンラインで開催することとなりましたのでご承知おきください.

*誠に恐縮ですがご同業者の方は,ご遠慮下さいますようお願い申し上げます.
*オンエアされた資料の静止画・動画保存はご遠慮ください.

2.定員

30 名程度

3.日時

2021 年 6 月 9 日(水)13:00~16:00(12 時 30 分より ZOOM 上で会場をオープン)

4.見学先

株式会社 牧野フライス製作所 厚木事業所
〒243-0303 神奈川県愛甲郡愛川町中津 4023.
TEL 046-285-0720 FAX 046-286-0400
https://www.makino.co.jp

5.接続方法

当日はオンライン会議用アプリ「ZOOM」にてアクセスします.事前にアクセス場所をメールで送付します.接続装置・環境などはご自身でご準備ください.

6.参加資格

本会会員であること(参加費無料). 会員の関係者(学生等)の参加を希望される場合はご相談ください.

7.申込み締切り

2021 年 5 月 25 日(火)

8.申込み先

以下の QR コードまたはリンクからお申し込みください.
https://forms.office.com/Pages/ResponsePage.aspx?id=XYPcpVeEkWK4KezivJfyB0hdjvLH5FDjq8WXTSKkVZUN0w0V1pZSlRZQ1FaVzVJWk9DUDRUN0ZJNC4u

9.問い合わせ先

(公社)日本設計工学会 事業部会 講習会担当
TEL:03-5348-6301 FAX:03-5348-6280
Email: jigyou_koshu@jsde.or.jp

10.スケジュール(予定)

  • 12:30~13:00 会場オープン,接続テスト
  • 13:00~13:10 開会の挨拶,内容説明、注意事項
  • 13:10~13:30 牧野フライス様ご挨拶と会社概要説明
  • 13:30~14:30 工場見学
  • 14:40~14:50 休憩
  • 14:50~15:50 工作機械の設計に関するご講演
  • 15:50~16:00 終わりの挨拶

2022年度 見学会(オンライン開催) ㈱小松製作所 小山工場

公益社団法人 日本設計工学会(JSDE) 主催 2022年度 見学会(オンライン開催) ㈱ 小松製作所(以下,コマツ) 小山工場

主要生産商品:建設機械用エンジン,油圧機器,トランスミッション等の主要コンポーネント

1.開催主旨

コマツ小山工場は,建設機械の性能の決め手となる,エンジン,油圧機器,トタンスミッション,電子機器といった主要コンポーネントを,自社で開 発・生産しています.

コマツは“建設機械の自動化”の実現に向け, ICT建機の開発にも注力しており,これに対して, スマートな“未来の現場”を実現するソリューシ ョン「SMARTCONSTRUCTION(スマートコンストラク ション)」を展開しています. このシステムでは,ドローンを用いた測量によ って現況の3Dデータを取得し,これを3Dの設 計データを使って,施工計画と施工シミュレーシ ョンを実施し ICT建機で施工を行います.

この度は,同社の工場を見学するとともに,油圧 開発部門で取り組む改革プロジェクトとシミュレ ーション活用事例についての紹介,並びに油圧機 器の自社開発の成長期を支えてきたベテラン設計 者から若手設計者へのノウハウや技術の伝承内容 について紹介しますので,奮ってご参加下さい.

なお、今回の見学会は,新型コロナウイルス感染 防止の関係上,オンライン(Zoom)で開催すること となりましたので,ご承知おき下さい.

2.定 員

50 名程度(定員になり次第締め切ります)

3.日 時

2022 年 6 月 8 日(水)13:00~16:00

4.開催場所(見学先)

コマツ 小山工場 〒323-8558 栃木県小山市横倉新田 400 TEL:0285-28-8110 FAX:0285-28-8118

5.接続方法

当日はオンライン会議用アプリ「Zoom」にてア クセスします.事前にアクセス場所をメールで送 信します.接続装置・環境などはご自身でご準備く ださい.

6.参加資格

本会会員であること(参加費無料).
なお,会員 の関係者(学生等)の参加を希望される場合はご 相談ください.

7.申し込み締め切り

2022 年 5 月 24 日(火)

8.申込み先

次のサイトでお申込み下さい. http://www.jsde.or.jp/htdocs/index.php?page_id=143

9.問い合わせ先

(公社)日本設計工学会 事業部会 講習会担当 TEL:03-5348-6301 FAX:03-5348-6280

Email: jimukyoku@jsde.or.jp

10. スケジュール(予定)

  • 12:30~13:00 会場オープン,接続テスト
  • 13:00~13:10 開会の挨拶,内容説明,注意事項
  • 13:10~13:30 コマツ様ご挨拶と工場概要説明 (小山工場 総務部 代表 様 )
  • 13:30~14:00 工場見学(ビデオ等による紹介)
  • 14:00~14:10 休憩
  • 14:10~15:40 技術講演 (開発本部 油機開発センタ シニアエキス パートエンジニア 横山 佑喜 様)
  • 15:40~16:00 終わりの挨拶
    (日本設計工学会 事業部会部会長 松岡 由幸)
    (東京設計管理研究会 会長 高島 久)

2022年度春季大会研究発表講演会 参加登録開始のお知らせ

2022年度春季大会研究発表講演会の参加登録の受付を開始しました.

会員各位におかれましては,万障お繰り合わせの上,本研究発表講演会にご参加いただけますよう,よろしくお願い申し上げます.

イベント概要

  • 開催日:2022年5月21日(土),22日(日)
  • 会場: Zoom による開催(主催校:早稲田大学)

参加登録および参加費支払

問合せ先

〒169-0073 東京都新宿区百人町2-22-17セラミックスビル内 (公社)
日本設計工学会 事務局
TEL:03(5348)6301 
FAX:03(5348)6280
E−mail:annu_conf@jsde.or.jp

2022年度「デザイン科学」基礎講座

リンク

エンジニア,デザイナー,経営者,研究者のための

2022年度「デザイン科学」基礎講座 (全3回)

~人はなぜ,創造できるのか? この新理論が,革新的開発力の”体幹”を創り出す!~

1.基礎講座の内容

デザイン科学とは,デザイン・設計という人の創造的な行為に関する知の統合を図ることで,その行為の本質を明らかにし,様々な応用を目指す学問です.

本基礎講座では,デザイン科学の基盤をなす3つの理論を,3回にわたり,わかりやすく紹介します.

第1回:「デザイン科学概論とAGE思考モデル」

~人はなぜ,デザイン・設計できるのか?

日時:2022年7月6日(水)17:00-20:00

講師:松岡由幸(慶大/早大)

第2回:「デザイン二元論:創発デザインと最適デザイン」

    ~革新的で,かつ完成度の高いモノ・コトを創造するために

    日時:2022年7月13日(水)17:00-20:00

講師:松岡由幸(慶大/早大),宮下朋之(早大),佐藤浩一郎(千葉大)

第3回:「多空間デザインモデルとMメソッド」

~すべてのデザイン・設計に共通する思考の理論と,その応用法

日時:2022年7月20日(水)17:00-20:00

講師:松岡由幸(慶大/早大),加藤健郎(慶大),井関大介(東京造形大)

※毎回,最後の30分に,懇談・相談会を実施いたします.

※Zoom開催:参加確定(参加費振込み)後に,URLをお知らせいたします.

※テキスト:『DESIGN SCIENCE』,『デザイン科学概論』(本書は,デザイナーやエンジニアなどに多く読まれ,以前には,amazonの科学読み物ランキングにおいて,ベストセラーになっています.なお,テキストは,ご指定の住所に送付いたします.)

2.開催の趣旨と講座の特長

これまで,発想法やデザイン思考を学んだものの,未だ,革新的な開発に至らないと実感されておられる方は,いらっしゃいませんか?それは,開発力における“体幹”の不足が根源的理由です.

そのため,本講座は,デザイン・設計の現場で直接用いる手法の紹介を目指していません.それも一部は紹介しますが,主な狙いは,「デザイン・設計する」「製品企画する」,そういった創造的行為・思考の本質・メカニズムを解説し,革新的開発力の“体幹”を身に着けていただくことです.

デザイン・設計,製品企画の現場においては,とかく,具体的で,即,実践に適用できそうな目先の手法の導入を試みることが多いでしょう.確かに,それらは,改良型開発や開発の下流過程における品質や信頼性,安全の確保には有効です.しかし,革新性を求められる上流過程においては,それだけではうまくいきません.これは,私の長い実務経験での実感でもあります.

本講座では,その上流過程に不可欠な“体幹”となる,デザイン・設計の本質を示す新理論を紹介いたします.

3.参加費(テキスト代を含む)

<全3回参加の方>

学会員25,000円,非会員30,000円

学生会員・学生非会員10,000円

※対象学会:共催の3学会

4.申込み:

https://forms.gle/XDcuwsbtAAmqxnUC6

締切り:2022年5月31日(火)

5.問合せ先:デザイン塾事務局

E-mail: mlabsec@googlegroups.com

設計コンテスト2022

大学・高専(高専生・学部 生 ・大学院生 )向け参加チーム募集
主催 公益社団法人 日本設計工学会
後援 一般社団法人 電子情報技術産業協会
協力 JEITA 三次元 CAD 情報標準化専門委員会

開催趣旨

公益社団法人日本設計工学会(JSDE)は、皆様からご好評を頂きました「設計コンテスト2014」から8年間継続実施してきております「設計コンテスト2022」を開催します。3D設計・製図および幾何公差なども含め、実務的な設計業務を体験できる「設計コンテスト2022」への参加応募をお願いいたします。
スケジュール(予定)
2022年 4 月 2 日(土) 参加登録開始
2022年 5 月 13 日(金) 1 7:00 参加登録締切り
2022年 6 月 4 5 日(土・日) 事前研修会
2022年 9 月 2 日(金) 中間報告締切り
2022年 10 月 14 日(金) 成果物提出締切り
2022年 11 月 26 日(土) 成果発表会
(2023年5月) 春季研究発表講演会(推奨)
*設計コンテスト2022は11月26日(土)開催予定の成果発表会で活動終了です。提出物に対する評価の詳細を当該チームへフィードバックいたします。コンテストに関するアンケートにも回答をお願いします。場合によっては、翌年の春季研究発表講演会にて報告いただいくことをお願いするかもしれませんし、自らご発表いただいても構いません。なお、コンテストの提出物についてはJSDEおよびJEITA、コンテストへの協力団体の刊行物等への使用許諾をお願いいたしますので予めご承知おきください。
「設計コンテスト2022」では、従来同様、モールド部品をターゲットとした量産部品設計の現状把握と、幾何公差を基本とする実務設計を経験して頂きます。事前研修とチーム設計をセットとし、参加チーム間で設計力を競いあって頂きます。

設計コンテスト公式サイト

設計コンテストに関する詳細やスケジュールは
、 下記の 公式サイトで順次公開します。
https://jsde.or.jp/NC3/578a287f0c2c91ad26ecfb4b3e1b7b8a

設計コンテスト内容

① 3D CAD を設計ツールとし,指定された設計仕様と JEITA ガイドラインに基づく,
事務機
や精密機器 製品の外装部品(モールド部品)設計力を競います。
② 設計成果物の表記方法は, JEITA が提 案 し ている新しい幾何公差一括指示方式( JEITA
普通幾何公差 に基づく 3D 製図表記とします。
幾何公差および
新しい幾何公差一括指示方式( JEITA 普通幾何公差 は,事前研修で
学習して頂きます。

実施期間

2022年6月~11月26日(土)約6ヶ月)(事前研修にて課題提示)

募集募集

各大学(大学院を含む),高専からの参加は,最大2名一組のチーム編成で2チームまでの参加とします。ただし,13チームを超える応募があった場合,応募順を基本として参加チームを選出させていただきます。
参加申請は設計コンテスト公式サイト応募ページに用意されるフォームに必要事項を記入して,5月13日(金)17時までに応募(登録)してください。応募の際には、チームメンバーのスキルを確認するための3D-CADに関する質問に回答いただきます。
なお,設計に使用する3D-CADは,評価する環境の都合からCreo Parametric,NX,CATIAおよび SOLIDWORKSの4種類とします。

参加費

30,000円(1チームあたり,テキスト代含む)
本設計コンテスト参加に必要とされる事前研修費は参加費に含まれています。参加するチームで旅費/宿泊等を要する場合,その費用は各チーム負担となりますので,ご理解下さい。

設計課題

事務機や精密機器の製品外装カバー(モールド部品)等の設計(詳細設計仕様は設計指示書による)

事前研修

事前研修を下に記述した日程と会場で実施します。
2022年6月4日(土)・5日(日) 各日9:00~17:30 オンライン(Zoom開催を予定)

発表会

成果物の内容を発表していただきます。下に記述した日程と会場で実施します。
2022年11月26日(土)14:00~17:30 オンライン(Zoom)による開催を予定

表彰

JEITA審査基準に従って全参加チームの成果(提出物)を評価し,個別にフィードバックします。優秀な設計および発表に対しては表彰を行います(11月26日(土)成果発表会後に表彰式を開催予定)。

重要日程

応募期限:2022年5月13日(金)17時(遅延を考慮する場合があります)

問い合せ先

(公式サイト・事前課題提出先など。基本的に電子メールの手段を利用してください)
〒169-0073 東京都新宿区百人町2-22-17 セラミックスビル
日本設計工学会 設計コンテスト事業担当
設計コンテスト公式サイト https://jsde.or.jp/NC3/578a287f0c2c91ad26ecfb4b3e1b7b8a
E-mail(事務局): contest@jsde.or.jp
以上

論文投稿方法の変更と投稿料改定のお知らせ

2021年4月1日より,論文投稿(ノート,翻訳を含む)はEditorial Manager(以下EM)によるオンライン投稿受付となり, 郵送による投稿は終了いたします。
詳細は論文投稿のページをご確認ください。 皆様からの投稿をお待ちしております。

2021年度 A種分科会「デザイン科学に関する研究調査分科会」

設置期間

2019年10月~2021年9月

連絡先

主査:松岡由幸

目的

18世紀の産業革命以降,デザインの分業化・専門化に伴う科学技術の進歩により,物質的に豊かな社会が構築された.しかし,デザインの分業化・専門化は,同じ土俵を持たないことによるデザインの言語や概念,価値観などにおける差異を生じさせ,デザイン情報の共有や協調デザインにおける難しさという課題を生み出した.そして,大規模事故の発生,大量廃棄による環境問題,精神的な充足の必要性など,デザインが引き起こした多くの問題に対する統合的な対応が求められている.そのような対応の一つとしてデザイン統合が挙げられる.デザイン統合により,細分化された各デザイン間における情報の共有や協調が可能となるとともに,デザインに関する既存の知の位置づけや不足している知の抽出を図ることが可能となる.デザイン科学は,細分化されてきた各デザイン領域における知を統合するための新たな学問の基盤として位置付けられている.

 本研究分科会では,『デザイン科学事典』の刊行と編纂活動で得られた「デザイン(設計)方法」,「デザイン(設計)方法論」,および「デザイン(設計)理論」に関する知見を整理するとともに,不足する知見を補うことにより,デザイン科学に関する講習会の企画やテキストシリーズの企画を進め学会員や企業へ還元することを目的として活動している.

調査研究事項

『デザイン科学事典』の編纂活動で得られた「デザイン(設計)方法」,「デザイン(設計)方法論」,および「デザイン(設計)理論」に関する知見の整理と補填である.これらを学会員や一般企業へ還元するために,①講習会を企画・実施するとともに,②得られた知見を教科書シリーズとしてまとめるための企画・検討を行う.

リンク等