過去の質問2020

質問登録へ戻る

  質問 回答
8月 先日いただいた内部部品のモデルデータ「2020Part2switch(スイッチ)」について1点質問がございます。 質問に関しまして、画像を3枚添付させていただいております。 スイッチの青色で選択した面を基準面として、部品1を当てる形をとることは可能でしょうか? よろしくお願いいたします。

"質問に基準面と記載された意図は分かりませんが、青色で選択した面を使ってはいけないというような、制限はしていません。ただし、基本設計仕様にスイッチボタンの詳細な構造仕様は規定していません。規定されていない仕様で設計を行うのであれば追加設計仕様として決め、追加設計仕様書に記載して下さい。また、市販のスイッチに、青色の面を直接部品1に突き当てて使用するスイッチがあれば参考になりますし、設計仕様としての信頼性も上がります。調べてみてはいかがでしょうか。
基本設計仕様では想定していないスイッチの取り付け方法ですが、追加設計仕様で明確に指示できれば可能とします。チームでよく検討して、自分たちのアイデアが実現可能なのかを判断してください。

*一般的に、素子の取り付け部位に関しては、取り付けの外力が加わる事を想定した形状や材質が選定されていますが、それ以外の部位に外力を加える場合は、素子の仕様を確認する(開発元や販売元に問い合わせする)等を行います。これを怠ると、事故や故障の発生が懸念されるので、注意が必要です。コンテストの題材は、架空のスイッチですので、開発元等は有りません。チームで検討した結果を追加設計仕様書に記載して下さい。"

9月 外装部品1と2の位置決めについて、穴と長穴を使ってするのが通常だと思いますが、複数のピン(相手部品は複数の丸穴)をグループデータムとして指定して位置決めとすることは可能でしょうか。 "質問へのアドバイス:
・データム系を設定する際は、測定精度に有利に働くように、部品のなるべく外側にデータム形体を設定したほうがよい。
・JEITA普通幾何公差では、データム系と関連付けた座標系の原点からの距離によって適用する公差値が決まるため、座標系の原点が部品の端っこにあるよりも、部品の中央にあったほうが公差が有利になる。
・ご提示いただいた12か所の穴/ボスは他にデータム系を設定して、そこからの位置度を指示したほうがよい。
・外装部品1と2の締結用に用いている6カ所のうちの外側の4か所の穴とボスを位置決めに用いて、データム系に設定してはどうか?(※6カ所の合わせ面は共通公差域CZを設定した第1優先データムとする。)
・上記の4か所のうちの2か所の穴とボスを使い、位置決めを行い、残りの2か所は逃がし形状として固定に用いる(6カ所のうちの中央の2か所も含めると4か所の穴とボスを逃がし形状とする)。"