11回設計フォーラム

3次元図面における属性表示法

 ISO 16792の制定に備えて−

  

日時:平成17527() 13:3017:00

場所:東京理科大学 森戸記念館

162-0825 東京都新宿区神楽坂4-2-2

 

多くの企業や教育現場で3次元CADが広く用いられてきました.従来の3次元CAD図面では,製品の属性情報が指示できず,加工するための図面は,3次元図面を2次元に落として,これに属性情報を付加する方法がとられてきました.このような背景から,アメリカでは,3次元図面への属性情報の指示方法が,ASME Y 14.41として作成され,2003年に発効しています.ISOでは,このASME Y 14.41をベースにして,ISO 16792:Technical product documentation –Distal product definition data practices が審議され,FDISの段階にきています.

今回の設計フォーラムでは,ISO/FDIS 16792が如何なるものかを紹介し,これらの問題点等を浮き彫りにするとともに,アメリカにおける3次元CADの現状を解説したいと思います.

CADシステム開発者及び利用者,設計技術者など,多くの方のご参加をお待ちいたします.

 

     プログラム            [総合司会:徳岡直静(慶應義塾大学)]

 

13:30-14:00 桑田 浩志 (桑田設計標準化研究所)

3D表示の国際的標準化の動向

 

14:00-14:40:香取 英男 (テクファ・ジャパン)

ISO 16792の内容紹介と考察及び事例の検討

 

     −20分休憩−

 

15:00-16:20Mr. Robert E. Mau Jr.  (GMI Diesel Engineering Ltd.) 通訳付

The state of 3D-CAD in USA and application of 3D tolerance and notation

(3DCADの現状と3D公差及びアノテーションの適用)

 

16:20-16:50:総合討論