JSDE/hk News Letter  No.002_H16.12.17

                       

 

 

 

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                                2004 JSDE / hk

 

                              発行 社団法人日本設計工学会北海道支部

                              監修 竹内 茂(支部長)、菅原幸夫(幹事・HP委員)

 

 

 

 

 

 

 

平成16年度事業 第1回見学会

平成16年7月29日に行われました標記事業につき、皆様にご報告申し上げます。

 尚、毎回のことではありますが、訪問先にて見学前にしていただく会社紹介や見学中の説明は詳細に亘り、企業そのものはもとより、関連も含めた業界等をかなり身近に感ずることが出来ます。
これら数々の貴重な機会を設けてくださった企業の方々には、改めて厚くお礼申し上げます。

  第1見学場所:日農機製工株式会社(足寄町足寄郊南1丁目)

   当日、日農機製工株式会社には11名が集合し、見学会がスタートしました。当社は創業が昭和22年で、現在ニチノーグループをなす企業体の中核です。工場拝見の前に代表取締役 安久津昌義殿から、起業・事業精神を伺いました。さらにオリジナリティあふれる地域密着型の企業であることの説明をうけました。説明会場となった部屋の壁には、会社設立以来取得された特許証が縮小されてもなおかつ所狭しと掲示されており、当社の積極的な姿勢が伺えます。このような当社の姿勢は日本放送協会(NHK)でも紹介されております。説明会場となった部屋の壁にはさらに、職員の方々の取得された数々の資格も貼り出されており、技術者としての意識の高さが伺えました。

 なお当日は我々のためにお忙しい中、海産・肉バーベキューをご用意いただき、舌鼓を打ちました。経験とおなかをいっぱいにすることができ、お礼の申し上げようがないくらい感激いたしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

    図1 日農機製工株式会社オリジナル ビートハーベスター    図2 歓迎プレート!

               敷地内でのデモ 変幻自在な動きは感動もの          制作過程の見学はユーザーの信頼を得ます

 

 

 

 

 

 

             

 

   図3  生産ライン                             図4  玄関前にて

      整然と並び次々と完成に向かう製品                         改めてお礼申し上げます

 

 

 

 

 

 

 

 

第2見学場所:帯広松下電工株式会社(帯広市西25条北1丁目2番1号)

 当社は設立が昭和48年で、松下電工株式会社の制御機器分社−制御部品事業部を担う企業です。車の電装品、制御リレー、配線器具などの18万種に及ぶ製品の一翼を担う生産を行っています。当社では一貫生産ラインを敷き、Total Product Maintenanceを実践しております。電子装備の充実した車1台にはおおむね70ものリレーが使われているそうで、需要の大きさには驚きます。生産技術を始め当社は独自性が高く、工場内の様子を写真でお見せできないのが残念です。

 このような企業であっても学会見学会ということで拝見できたことは誠にありがたく、紙面をお借りし改めてお礼申し上げます。

 

 

 

   

              図5 玄関前にて

      日農機製工株式会社の社員も参加した帯広松下電工株式会社の見学会

    一同そろって記念写真