支部長挨拶

2025、2026年度 北海道支部長 風間 俊治 (室蘭工業大学)

引き続き、公益社団法人 日本設計工学会 北海道支部長を仰せつかりました。2015年度より6期目を迎えることとなりますが、本支部の個人会員ならびに賛助会員をはじめとする本学会に関係する皆様に、あらためましてご挨拶申し上げます。

本支部の歴史を紐解きますと、1967年(昭和42年)1月15日の日本設計製図研究会 北海道支部の設立に遡ります。申し添えますと、前年の1966年5月14日の日本設計製図研究会の設立に続く、本学会の支部第1号として誕生致しました。その後の学会本部における、1970年4月1日の日本設計製図学会への会名変更、1978年4月1日の社団法人としての認可、1989年1月23日の社団法人 日本設計工学会 への学会名変更、2011年4月1日の公益社団法人化への変遷の時代においても(「日本設計工学会簡易年表」より)、幅広い設計工学・技術に関する教育研究、情報発信を担う学会の一支部として、北海道地区における活動を推し進め、現在に至ります。

これまでの10年間の主な取り組みを足早に振り返らせて頂きます。秋季(全国)大会につきましては、2015年度に北海道大学において、2024年度に北見工業大学において開催致しました。2020年度には支部ホームページの全面的なリニューアルを行い、2021年度からは、支部講演会の遠隔開催と合わせて、学生会員の優秀発表を対象としたベストプレゼンテーション賞を設けました。2024年度には第35号の支部News Letterを刊行致しました。

一方で、支部会員数の大幅な増加が見込めない中、2019年度末からはCOVID-19感染拡大防止への諸対応なども重なり、支部の活動ならびに運営は厳しい状況が続きました。しかし、逆境を逆手に取り、模索や試行を繰り返しつつも支部役員の尽力により、ホームページならびにメールによる情報発信、支部諸会議への遠隔会議システムの導入、支部総会ならびに支部講演会のリモート開催などを進めました。今後は、遠隔と対面の各々の利点や美点を上手く取り入れる方向で、本支部の諸行事の形式や内容等も徐々に見直して参りたいと考えております。

2017年1月には支部設立50周年を迎えて、記念誌の発行や行事を執り行いました。今期中の2026年度には、支部設立60周年を迎えることとなります。本支部も、謂わば、還暦を迎えることとなり、ひとしお感慨を覚えます。

本支部の活動や運営は、支部個人会員ならびに支部賛助会員の皆様の温かいご理解ならびに各方面からのご支援なしには成り立ちません。この場をお借りして、本支部ならびに本学会関係の方々のご厚情とお力添えに深く感謝の意を表します。設計工学が関連する分野は、機械、電気、建築、土木などの分野はもとより、鉱工業から農林水産業、要素からシステム、工学からアート、生産からサービス、生活から環境、安全や安心、人間や情報など、多岐に亘る融合領域と申し上げられます。引き続き、皆様のご理解とご支援を賜りたく、何卒、宜しくお願い申し上げます。